五感を刺激する究極の美⾷体験にびっくり! メニューはパスタとワインのみ!新感覚レストラン〈OUT〉が青山の人気エリアにオープン!
2017年7⽉1⽇、メニューがパスタとワイン1種類ずつというコンセプチュアルレストラン〈OUT〉がオープン。今回オープンに先駆けて、注目の新感覚レストラン〈OUT〉を取材させていただきました!
コンセプトは「One dish. One wine. One artist.」
■コンセプチュアルレストラン〈OUT〉
渋谷と表参道の間にある美食エリアにオープンする〈OUT〉。「One dish. One wine. One artist. (ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの⾳楽)」という、その潔いコンセプトが表すとおり、3つの要素にこだわり抜いた、新しいスタイルのコンセプチュアルレストランです。
店内にあるおしゃれな食券機でメニューを注文
■特注で作られた食券機
〈OUT〉には手元で見るメニューはありません。入口にある食券機で⾷べたい料理、ワインを選んでチケットを購⼊してカウンターに座るというユニークなスタイル。
新鮮なトリュフが5gも使われた⾃家製フレッシュパスタ(150g)に極上⾚ワインがグラス1杯ついたセットが4,000円(税込)。もちろん、パスタのみ単品、グラス/ボトルワインのみやハウスシャンパンのみのオーダー、トリュフやパスタの追加増量も可能です。
フレッシュパスタには香り高い新鮮トリュフがたっぷり!
■そのシーズンベストの新鮮トリュフをお取り寄せ
料理はその季節にベストの産地から取り寄せた新鮮なトリュフをたっぷり削りかけた、⾃家製フレッシュパスタのみ。
■目の前でトリュフをたっぷり削ってくれます!
この日は今が秋冬でまさに旬を迎えたオーストラリア産のトリュフをたっぷりと削りかけていただきました!
■トリュフをつかったフレッシュパスタ
削りたてのトリュフからは、華やかで馨しい香りが立ち上がってきてなんとも贅沢。
パスタはイタリア産のオーガニック小麦粉と山梨県の農家から直送される卵、北海道産のバター、オーストラリア産のオリーブオイルをつかって毎日作っているそう。
■毎日手作りするモチモチのパスタ
シンプルながらこだわり抜かれた素材を黄金比で組み合わせることにより、トリュフ、パスタそれぞれの味が引き立っています。そして味に深みやコクがありながらも、しつこさや重たさがなく、お酒を飲んだ後の〆ごはんとしてもぴったり!夜遅くまで営業しているので、2軒目や3軒目の利用にもおすすめです。
パスタは600円で150g追加することもできるので、ラーメンの替え玉のように利用したり、カップルや友達とシェアして食べるのもいいですね。
トリュフの香りを引き立てる極上赤ワインも1種類のみ
■⾚ワインも1 銘柄 のみ
あわせるワインはそのシーズン最上のトリュフをつかったパスタの⾹りを引き立てる、リッチで⼒強い⾚ワインを1銘柄そのつどセレクト。グラスだけでなく、ボトルで注文することも可能です。
■ハウスシャンパン
赤ワインだけでなくハウスシャンパンも1銘柄。こちらは通年で用意。グラスとボトルどちらでも。ボトル、お得です!
■トリュフバターやトリュフ塩を使った贅沢なポップコーン
おつまみとして提供されるトリュフバターやトリュフ塩を使った贅沢なポップコーンとの相性が抜群です。おつまみは時々メニューチェンジします。でもトリュフにリンクさせたアイテムとのことです。
BGMは力強いパスタとワインに合う「レッド・ツェッペリン」のみ!
■「レッド・ツェッペリン」のナンバーを選曲
そして、トリュフのパスタと⾚ワインの魅惑的な融合をより刺激的に五感で体感させてくれるサウンドは、レコードでかけるイギリスのロックバンド「レッド・ツェッペリン」のみ。
■最新のレコード機器
店名の〈OUT〉も、レッド・ツェッペリンが1979年にリリースした8枚⽬のスタジオ・アルバムのタイトル『In Through The Out Door』に由来しているのだそう。
■選曲は店内のレコードジャケットで確認できる
同アルバムタイトルは、当時プライベートと仕事の両極において葛藤していたバンドの状況を表現していると⾔われています。「The Out Door」は、「出⼝の扉=終わりへの扉」を意味しておりこのタイトルは、レッド・ツェペリンは過去の遺物であるといわれていた当時、「In Through TheOut Door=出⼝(終わり)の扉からあえて中に⼊る」、つまり、この新しいスタジオ・アルバムによって「終わった状態から今へ戻る」、「(⼊⼝からではなく出⼝から⼊るという)今までとは違うことをする」という意味を表現しているのです。
〈OUT〉を東京にオープンするにあたっても様々な試練があったそう。それでも、「今までと違うこと」を追求し、〈OUT〉のオープンを実現。〈OUT〉は、この思いを表現した店名なのです。
店内のインテリアは建築家兼デザイナーの⼩坂⻯⽒が担当
■実際の営業時間はディナータイムのみ。夜の店内イメージ
〈OUT〉の店内インテリアは、ロックをこよなく愛することでも知られる建築家兼デザイナーの⼩坂⻯⽒が「ほかの誰にもこのレストランのデザインをまかせたくない」と云って担当。ブランディングとアートディレクションはEat Creativeが⼿がけています。
オーストラリア発、イタリア経由、日本で実現したコンセプチュアルレストラン
■3人のオーストラリア人によって実現
そんな珍しいコンセプトの〈OUT〉を手掛けたのは、3⼈のオーストラリア⼈。メルボルンでいくつもの⼈気レストランを経営するデビッド・マッキントッシュ、「ゼルダの伝説」などの⼈気ビデオゲームをヒットさせた世界的ゲーム開発会社タンタラスのCEOであり、起業家・作家でもあるトム・クレイゴ、そして、トムの妹で〈OUT〉を実際に切り盛りする、フードコンサルタントのセーラ・クレイゴです。
イタリアで⾷⽂化とコミュニケーションについて修学し、ロンドンでミシュラン星付きシェフと共にレストランをオープンした経験を持つセーラは、ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの⾳楽から、刺激的な美⾷体験を⽣み出し提供するという、〈OUT〉独⾃のレストランスタイルをなぜ東京・渋⾕で展開するのか、次のように語っています。
■フードコンサルタントのセーラさん
「外⾷に対して⽬が肥えた東京の⼈々は、本物のものづくり魂でつくられる完璧な⾷事体験を求めています。そこで、私たちは、「One dish. One wine. Oneartist. (ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの⾳楽)」という3つの要素に表わされた理想のコンセプトを極限まで磨き上げ、調和させ、完璧にキュレーションしたレストラン体験を東京で提供したいと考えたのです。」
また、「東京ではラーメンを⾷べたければラーメン店へ、鮨を⾷べたければ鮨屋へ、天ぷらやとんかつを⾷べたければそれぞれの専⾨店へ⾏きます。この考え⽅が浸透している東京であれば、ひとつの料理のみにフォーカスしたレストランというコンセプトがよく理解されるはずだと考えました。」とも述べています。
■セーラさんとミキコさん
贅沢な採れたてトリュフと⾃家製のシンプルで上質なフレッシュパスタ。リッチで⼒強い⾚ワイン。そして⽬が覚めるように刺激的なレッド・ツェッペリンのサウンド。
この3つの要素を研ぎ澄まし、調和させ、完璧にキュレーションして提供するというコンセプトが、オーストラリアで⽣まれ、イタリアに触発され、⽇本でそのスタイルをかたちにして追求するユニークなコンセプチュアル レストラン〈OUT〉。新感覚のレストランで、新たなグルメ体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?
〈OUT(アウト)〉
■〒150-0002 東京都渋⾕区渋⾕2714 Vort ⻘⼭103
■⽕曜〜⽇曜18:00〜深夜2:00(⽉曜定休)
■ウェブサイト:www.out.restaurant
■Instagram: @outrestaurant
■13席
■メニュー(価格はすべて税込)
・トリュフをつかったフレッシュパスタと⾚ワインのセット(パスタ150g + トリュフ5g + ⾚ワイン・グラス) 4,000円
・トリュフをつかったフレッシュパスタ単品(バスタ150g + トリュフ5g) 2,900円
・フレッシュパスタの追加(150g) 600円
・トリュフの追加(3g) 1,500円
・⾚ワイン(その時のパスタにベストマッチの⾚ワイン1 銘柄をセレクト)ボトル 6,100円/グラス 1,300円
・ハウスシャンパン(Pol Roger Brut Réserve|ポル・ロジェ・ブリュット・レゼルブ)ボトル 9,500円/グラス 1,400円