春は旅へ出よう。 リノベカフェ好き必見!【京都旅行】和モダンでおしゃれなリノベカフェ3選

FOOD 2019.04.17

今年の連休、まだ予定を決めてない人も多いのでは?国内旅行なら新幹線でも行けるから、今から計画しても間に合います!おすすめの行き先は、おしゃれなリノベカフェ急増中の京都です。

1.<寺町 李青>/京都

オーナーの鄭玲姫さん。陶製のタイルは外観やトイレの壁にも。
オーナーの鄭玲姫さん。陶製のタイルは外観やトイレの壁にも。

「寺町通が好きで、古い友人からここがあくと聞いて即決。70歳の、新しいスタートです」。インド雑貨店だった店内の壁を取り払うと緑色のタイルが現れ、そのまま生かすことに。「タイルがあるとは知らず、工事で欠けたところもありますが、それも味わいかなって」。家具職人につくってもらったカウンターがしっくりなじみ、何十年も前から続く店のよう。鄭さんのセンスに感嘆必至。

「黒毛和牛のカルビサンド」1,000円。当帰、甘草、生姜などでつくる「韓方茶」700円(各税込)
「黒毛和牛のカルビサンド」1,000円。当帰、甘草、生姜などでつくる「韓方茶」700円(各税込)
京都 寺町 李青

器や骨董などの販売スペースも。

(Hanako1154号掲載/photo : Natsuko Ishikawa text : Aki Miyashita)

2.〈祇園 北川半兵衞〉/祇園

祇園 北川半兵衞

文久元(1861)年創業の宇治茶の卸問屋6代目が「お茶本来のおいしさを知ってほしい」と、築100年以上の京町家をカフェに。

階段の壁際に古い茶箱を。濃茶をイメージした特注ガラスもインパクト大。
階段の壁際に古い茶箱を。濃茶をイメージした特注ガラスもインパクト大。

格子の間仕切りは長年使ってきた茶箱の再利用。抹茶の原料となる、碾茶を保管してきた茶壺は花器に。エントランスには濃茶を流し込んだようなガラスブロックをはめこみ、モダンな空間に再生。

カウンターの奥に庭が。かつて使っていた石臼を配す。
カウンターの奥に庭が。かつて使っていた石臼を配す。

スイーツとのペアリングを楽しみながら、お茶を飲み比べできるセットなど、メニューもすべてお茶が主役。

お茶5種類とそれぞれに合うひとくち菓子のセット「茶詠み」2,800円。お茶とお菓子のセット各1,500円(各税込)も。
お茶5種類とそれぞれに合うひとくち菓子のセット「茶詠み」2,800円。お茶とお菓子のセット各1,500円(各税込)も。

茶問屋だからできる、確かなクオリティを満喫したい。

〈祇園 北川半兵衞〉
抹茶を主に扱ってきた、老舗茶問屋初のティーサロン。本物の味わいにこだわり、グラスでサーブするなど、新しい提案も。
■京都府京都市東山区祇園町南側570-188
■075-205-0880
■11:00~18:00 不定休 
■34席/禁煙 

(Hanako1154号掲載/photo : Natsuko Ishikawa text : Aki Miyashita)

3.〈STARDUST〉/紫竹

京都 STARDUST

築80年以上の建物は、元は機屋だったそう。静かでしっとりとした空間。

京都 STARDUST

バニラやベリー、パッションフルーツなどをブレンドした「オーヴ・ド・シャンハイ」、マンゴーやひまわりの花びらの入った「ルミエール」など、フランス・リヨンのお茶専門店〈CHA YUAN〉の茶葉がそろう。

茶葉は50g 900円~。美しい名前のものが多く、プレゼントとしてもおすすめ。
茶葉は50g 900円~。美しい名前のものが多く、プレゼントとしてもおすすめ。

香料などは使わず、ドライフルーツやハーブで香りづけしているフレーバーティーは、ほかにはないブレンドと、ポエティックなネーミングが魅力だ。すっきりと爽やかな後味のものや、寒い冬に飲みたい甘い香りのものなど、常時18種ほどが並ぶ。

紅茶のほかに烏龍茶や緑茶もあり。650円~
紅茶のほかに烏龍茶や緑茶もあり。650円~

ほかにはない自然なフレーバーには、根強いファンが多い。ぜひ、その日の気分や体調に合わせて選んでみて。

(Hanako1145号掲載/photo : Sadaho Naito text & edit : Kaori Hareyama)

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