サバジェンヌが厳選。 鯖ダイエットも飽きずに続けられる!バラエティ豊かな鯖缶10選
いよいよツナ缶超えの売り上げを達成し、品切れ続出中の「サバ缶」。実際のところ、どれがおいしい?サバジェンヌ・池田陽子さんがおすすめする10缶を紹介。味のバリエーションにも注目!
サバジェンヌ・池田陽子さんが選んだ10缶がこちら。
1.〈岩手県産〉の「Ça va(サヴァ)?缶レモンバジル味」おしゃれサバ缶の先駆け!サバサンドにもぴったり。
「三陸フィッシャーマンズプロジェクト」の一環として開発。国産のサバをレモンバジルソースと合わせて味付けした。缶を開けた瞬間にバジルの香りが広がる。「サンドイッチやパスタに使うと、おいしく仕上がります」。
2.〈髙木商店〉の「焼き鯖のアヒージョ」本格バルを思わせて食欲もそそるアヒージョ。
香ばしいにんにくの香り、唐辛子のピリッと感、焼いてうまみを凝縮したサバが三位一体となって楽しめるアヒージョ。「あえて皮の面を下にして詰めてあるのは、缶詰のフタの裏側に張り付かず、おいしい皮まで堪能できるから」。
3.〈マルヌシ〉の「八戸サバ缶バー グリーンカレー」グリーンカレー好き必見!飾ってもサマになる缶詰。
“バーでお酒を選ぶように、いろいろな味をサバ缶で選べる楽しさも味わって”というコンセプト。グリーンカレー、トムヤムクン、ハバネロといった珍しい味がある。「グリーンカレーを紹介すると、皆さんやみつきになります(笑)」。
4.〈かねはち〉の「オイルサバディンオリジナル」燻製が後を引くおいしさ。ホームパーティにも。
沼津港で水揚げされた新鮮なサバを燻製してオイル漬けにしたもの。燻製の深みを生かして、パスタやコロッケに加えても。「ホームパーティに持っていくと、まずパッケージで話のネタに。お酒が進む味なので、男性ウケもいいですよ」。
5.〈マルハニチロ〉の「月花さば水煮」飽きないおいしさ!サバの水煮の代表格。
半世紀以上前に誕生した老舗ブランド。今でも生産が追いつかないほどの人気で、ベーシックの強さを物語っている。肉厚な身は食べ応えあり。「臭みがまったくなく、サバ缶のおいしさを再認識。アレンジ料理にも便利」。
6.〈信田缶詰〉の「銚子極上鯖うめぇもん水煮」日本一高いサバ缶はふっくら感が格別!
1月に全国発売になったばかりの高級サバ缶。先の試食会ではサバ缶ファンが「これなら1,500円は納得」と大絶賛し、こぞって購入したとか。「缶詰であることを忘れてしまうほど、身がしっとりと柔らかく、脂のノリも絶品」。
7.〈黄金の村〉の「国産 寒さば きとうゆずしお オリーブオイルづけ」香り高い木頭ゆずで寒サバをさっぱりと。
徳島・木頭にあるゆず専門店のサバ缶。ゆずの爽やかな香りで、脂ののった寒サバをさっぱりと。「サバとゆずのマッチングがすばらしい! シンプルな味付けだからこそわかる逸品。ぜひそのままで、ゆずの風味を味わって」。
8.〈マルハニチロ〉の「ラ・カンティーヌ 鯖フィレ オリーブオイル漬レモン味」テーブルにそのままOK!本格仕込みフレンチ素材。
骨や皮を取り除いたノルウェーのサバを、スペイン産のオリーブオイルに漬け込んだフィレ。昨年末発売のレモン味は、前菜にぴったりの爽やかさ。「白ワインのお供にぴったり。残ったオイルはドレッシングに使っても」。
9.〈アバランチ〉の「No.38 スパイス香る芳醇カレー仕立て」“おいしすぎる”がコンセプト。缶詰ギフトの最高峰。
「三種の厳選胡椒仕立て」「辛味引き立つガーリックオイル仕立て」とともに、完売が続いているNo.38。「初めて口にしたときは、“こんなに本格的なカレーを缶詰で食べられるなんて”と感動。しかもサバの風味もしっかり。最高です」。
10.〈福井缶詰〉の「鯖味付 本醸造醤油仕立て」ご飯が進むのに上品な味わい。
適度に脂ののったノルウェー産のサバを、防腐剤を使用せずに造られた関西風のまろやかな特注しょうゆで味付け。「ご飯に合う味。一度蒸して余分な脂分を落としてから加工する独自の下処理のおかげで、上品な味わいが魅力」。
池田陽子
薬膳アテンダント。「全日本さば連合会」広報。“サバジェンヌ”としてサバの魅力を発信。2月下旬、『サバ薬膳』(青春出版社)を発刊予定。
(Hanako1169号掲載/photo : Kenya Abe styling : Terumi Shida text : Yukiko Echigo)