東京で遊び飽きたら。 大人デートで行きたいカフェとバー。【横浜・関内】ノスタルジックな雰囲気漂う3軒
今も大正ロマンのノスタルジックな雰囲気が残る横浜・関内は大人のデートにぴったり。今回は、横浜・関内でおすすめのバーとカフェをご紹介します。
1.〈コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ〉
創業1974年、世界のコーヒーを提供する専門店。創業時のオーナーは、コーヒーも空間も最上級を志し、店名に最高学府の「大学院」と名付けた。パリをイメージした内装は意匠が凝らされ、現在は禁煙ルームとして使われる特別室(写真)は大理石の天板のテーブルやタイル画、シャンデリアと絢爛な造り。
サイフォン5台を使いこなす、蝶ネクタイ姿が粋なマスターの近藤寛さん。コーヒーはすべてサイフォンで、蝶ネクタイのマスターが淹れる景色もいい。
染付けが美しいブルー ダニューブのカップ&ソーサーが、創業から今も大切に使われている。ルミエールブレンド580円。ケーキセット890円。自家製カレーなどフード類も豊富に。
歴史を刻む、横浜のミュージアム的存在だ。特別室は17時以降は特別料金に。
(Hanako1163号掲載/photo : Kenya Abe text : Yoko Fujimori)
2.〈Bar Noble〉
バーテンダー世界大会優勝の山田高史さんがオーナーだけあり、ここで飲むのが目的で横浜に来る人も多数。アールヌーボー調の店内と洗練された接客が心地よい。
巨峰とミントをグラスに入れ潰したらラム酒やライムジュースなどを加えさらに潰す。ソーダとクラッシュアイスを入れミントを飾り完成。
果物そのものの味を楽しめるフルーツカクテルは一見シンプルだけど、飲めばその技量の高さとおいしさにうなるはず。
(Hanako1163号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Riko Saito)
3.〈カサブランカ片野酒類販売〉
フルーツカクテルの元祖とされている横浜の老舗バー〈カサブランカ〉。そこで研鑽を積み独立した片野靖雄さんの店だけあり、フルーツカクテルのおいしさは感動的。常時10種類はあるフルーツから好みを選べば、あとはおまかせ。オリジナリティある極上の一杯に仕立ててくれる。
茹でた安納芋、ダークラム、紅茶のリキュール、生クリームなどと氷をブレンダーにかけシナモンを添えた、クリーム系のデザートカクテル。
(Hanako1163号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Riko Saito)