「幹事やります!」 忘年会・新年会にぴったり。年末年始イベントシーズンにおすすめの都内ビストロ3軒
今年も残りわずかとなり、会社の飲み会や友人たちと集まる機会も多くなるはず。今回は、イベントシーズンにぴったりのみんなで楽しめるお店をご紹介します。これで幹事を任されても、怖いものなし!
1.日本全国から選りすぐった旬の食材を。〈いぞら〉/銀座
割烹のような白木の引き戸を開けて店内に入ると、そこには瓦張りの薪窯が。本格的なナポリピッツァの先駆けとして知られる〈イゾラ〉が手掛ける新店は、日本全国から選りすぐった旬の食材と出合うイタリアンがテーマ。
ピッツァ生地はナポリ式にイタリアの小麦と硬水で練るなど、土台になる部分はしっかりとイタリアンの基本に忠実ながら、それに組み合わせる食材はすべて和。ピッツァ以外のメニューも独創的で斬新な料理が並ぶ。自家製を中心にした調味料も和にこだわりながら、きちんとイタリアンに着地している新しい味の世界をぜひ。
(Hanako1165号掲載/photo:Satoshi Nagare text:Riko Saito)
2.吉祥寺に南仏の風を感じて。住宅街に佇む小さな名店。〈MENTON〉/吉祥寺
「“インスタ映え”よりも、食べて本当においしいものを」。そんな心情を持つシェフの島田浩さんは、フランスの三ツ星レストランで修業した実力派。手間を惜しまず、ハムやベーコンなどもすべて自家製にこだわる。
フロントスペースの奥には半個室もあり。
ワインはフランス産が中心。グラスワイン540円~。オリーブオイルやアンチョビで味付けした「タップナード」600円には、味の濃いイタリア産の黒オリーブを使用。バゲットと共に口に運べば、白ワインがよく進む!
(Hanako1151号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE) text : Asami Seo)
3.豚肉の旨味を実感させる皿ぞろい。〈HyLife Pork TABLE〉/代官山
日本人向けの輸出豚としてカナダで育成されたハイライフポーク。この味に惚れ込んだ代々木八幡のイタリアン〈LIFE〉のシェフ相場正一郎さんがプロデュースしたレストラン。
軟らかく揚げたスペアリブや、時間をかけた自家燻製のローストポークなど、塊で豪快に仕上げたメニューは、豚肉の旨味を実感させる皿ぞろい。
イチオシは、オリジナルスパイスでマリネしてグリルした厚切りステーキ。うまみとコクに優れ、さらりと軽やかな後味だ。
(Hanako1133号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Yumiko Ikeda)