早起きして横浜モーニング。 休日の朝活は横浜で!モーニングで行きたい、とっておきの横浜ベーカリー3軒
早起きに成功したら思い切って電車に飛び乗り横浜まで行っちゃう!なんて休日もおすすめ。なぜなら、横浜にはモーニングから美味しいパンを食べられる名店ベーカリーがあるから。最高の週末は、美味しいパンでスタート!
1.ニューヨークスタイルのパンは約140種類。〈ブラフベーカリー〉
店頭に並ぶパンは約140種類。食パンにベーグル、総菜パンにドーナツまで、ポップでボリュームのあるニューヨークスタイルのパンで人気を博す。
粉に徹底したこだわりを持ち、日本産、イタリア産、フランス産、アメリカ産と、約20種類の粉を使用。各々の個性を吟味し、ひとつひとつのアイテムに合った粉を選び抜くことで、ベストの食感と理想の口どけを生み出しているそう。その味はどこまでも繊細で、リピート必至のおいしさ。元町の次世代を担う実力店、その魅力を体感して。
(Hanako1163号掲載/photo : Yuko Moriyama text : Etsuko Onodera)
2.横浜での朝食には愛に満ちたパンを。〈ベッカライ 徳多朗〉
カレーパン、ミルククリーム…。売り場は名物パンが目白押し。なぜそうなのか、厨房に入ってわかった。手作りゆえのおいしさ。大きな銅鍋にデニッシュ用のリンゴが煮えていて、煮汁の、なんとも美しいピンク色。「皮まで使うのがコツ」と、久美子さんは教えてくれた。本当に料理が好きな人。元気いっぱいに厨房を走りまわる。「おいしいものを食べてもらいたくて。お客さんの顔を思い浮かべて作ります」
食パン、バゲットは取り置き可。カフェスペースあり。ブレンドコーヒー300円、ジンジャーレモン300円。7:00〜9:00限定の徳多朗モーニングトーストは、1枚120円
(Hanako特別編集FOOD東京名作パン屋さん30P85掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Takeo Terao,Tomoko Matsumoto edit:Rie Nishikawa)
3.人をつなぐ、暮らしを繋げるパン屋さん。〈Tsunagu bake〉
建築業界からパン屋に転身という異色の経験を持つ店主の藤本由香利さん。「もともとパンやお菓子を作るのが好きで」と、パン職人の道へ。パン屋での修行を経て、昨年8月、横浜に自身の店をオープンさせた。
ハード系からスイーツ系まで、パンは約50種類。作り手は藤本さんただひとり、店内奥の工房でひたすら生地を捏ね続ける。
パン種にはレーズンの自家製天然酵母を、カスタードも店でいちから炊き上げるなど、手間暇を惜しむことなく極力自身の手で作るのもこだわりのひとつ。目指すのは、「食べて豊かになれるパン、気持ちよくなれるパン」。その味はどこか素朴で、ふんわり優しい。
「シナモンロール」や「ダークチェリーのクラフティ」など、スイーツ系も充実。タルトやパンに使用する自家製カスタードクリームはこっくりとして後ひくおいしさ。
(Hanako1128号掲載/photo:MEGUMI(DOUBLE ONE),Shinichi Yokoyama,Youichiro Kikuchi,Yuko Moriyama text:Etsuko Onodera,Wako Kanashiro)