思わず場が盛り上がる手土産って? モエシャン入りの干菓子など。食のプロおすすめ!話題性溢れる和洋スイーツ4選
手土産として渡せば、盛り上がること間違いなし!モエシャン入りの干菓子をはじめ、食のプロが教えてくれた話題性溢れる和洋スイーツ4選をご紹介します。
1.“街のお菓子屋”に詳しい!高由貴子さんおすすめ 〈洋菓子処ましゅまろ亭〉の「生ましゅまろ」
卵白を使わず、砂糖とゼラチンと水だけで仕立てるマシュマロは、毎朝ひとつひとつ手作り。ピンポン球より大きなサイズ感も、まるで空気を食べているような食感も、フレッシュな果実を使うところも全方位でインパクト大。
〈洋菓子処ましゅまろ亭〉
発送可。店頭販売の内容は日替わりで、いちごや柚子、レモンなど季節のフレーバーも登場。
■江東区亀戸6-22-8
■03-5836-3232
■11:00~18:00(売り切れ次第終了) 水休
2.女子力上がるスイーツを。前田紀至子さんおすすめ 〈菓匠花桔梗〉の「シャンパン寒氷」
薄く繊細な氷を思わせる涼やかなキューブに、淡いピンクのハートがひとつ。シャリッと儚い食感とともにほころび、シャンパンの香りが広がる。尾張藩御用達の老舗を源流にもつ兄弟の干菓子は、和菓子の伝統美と洋の華やかさを感じさせて特別なギフトにおすすめ。モエ・エ・シャンドン入りはJR名古屋髙島屋店限定。
〈菓匠菊家〉
2006年本店オープン。ほかに名古屋栄三越とJR名古屋髙島屋に直営店あり。発送可。
■愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-20
■052-841-1150
■10:00~19:00 元日休
3.ご当地スイーツもお任せ!嶋啓祐さんおすすめ 〈岩瀬牧場〉の「手造りプリン」
富良野から1時間ほどの広大な牧場発。完全放牧の乳牛から搾った鮮度抜群のミルクは、すぐさま敷地内の工房へ。吟味を重ねた国産卵の卵黄と出会って、とろけるカスタードプリンになる。「口にした瞬間、ホワイトラムの香りが広がる。かわいい見た目なのにコクのある大人の味わい。そのギャップも楽しんで」。
〈岩瀬牧場〉
ミルクの風味をより楽しめるしぼりたてプリンやクレームダンジュなども人気。発送可。
■北海道砂川市一の沢237-6
■0125-53-5071
■9:00~18:00(夏季~19:00) 無休
4.世界各国のおやつ案内人!メレンダ千春さん 〈モーニングトン・クレセント〉の「ヴィクトリアスポンジケーキ」
英国伝統の焼き菓子教室を営むステイシーさんの手作り。ラズベリージャムをはさんで砂糖をかけたケーキはシンプルそのもので、「贈られた人は一瞬、びっくりするかも。でも、ひと口食べたら納得。バターたっぷり生地のコクのある味と香り、ほおばった時のラズベリーの酸味で、幸せのひと時が訪れます」。
〈モーニングトン・クレセント〉
スコーンやパイ、タルトも人気。発送可。
■港区東麻布2-14-3
■03-6441-0796
■月2 回ほど不定期営業(11:00~完売。詳細はmornington-crescent.co.jpで)
今回紹介してくれたのは…
高由貴子さん/スタイリスト、エディターを経て、好きが高じてスタートしたブログが評判に。著書に『あんころりんのおやつめぐり 東京いとしの和菓子』。
前田紀至子/雑誌『nicola』や『JJ』のモデルを経て、美容や食を中心に活躍するライター。新しいものへのアンテナは人一倍敏感でインスタやブログも人気。
嶋啓祐/All Aboutのフレンチガイドにして、フードビジネスデザイナー。日本各地の農村漁村を訪ねて、上質な食材や生産者の掘り起こしに奔走中。
メレンダ千春さん/ライター。海外でまず訪ねるのはスーパーのお菓子売り場。ナショナルジオグラフィックから『TOKYO 世界の絶品スイーツめぐり』が発売中。
(Hanako1122号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Mutsumi Hidaka illustration:Yurikov Kawahiro)