元祖カレーパンはどこ? 売り切れ必至の絶品カレーパンが大人気【東京・神奈川】老舗ベーカリー3軒
パンが普及してから100年。パンブームのいまだから、見えてきたのは昔ながらの良さ。今回は、一口食べて、ふと懐かしい気持ちになるカレーパンをご紹介します。子どもにも大人にも愛される老舗の逸品は、わざわざ買いに行くべき「懐かしパン」です。
1.カレーパン1927年から〈元祖カレーパン カトレア〉/森下
前身のパン店〈名花堂〉で始めた「洋食パン」がルーツ。1つでも食事になるパンを、と考えたのが中にカレーを入れ、さらに揚げる方法だった。「元祖カレーパン」180円。毎日3回焼きあがる。
7時、11時、15時と、揚げたてを提供している。まとめ買いのお客さんも多く、売り切れることも。
野菜がたっぷり入ったカレーパンは冷めてもおいしい。
(Hanako1128号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Kahoko Nishimura)
2.揚げたて熱々をイートインで。〈サンエトワール白楽〉のカレーパン/白楽
昭和64年に白楽駅前で開店以来、街をあたたかく見守ってきたこちらのパン屋さん。
揚げたてのアツアツをイートインでいただくことのできる「カレーパン」195円(税込)は、かじった瞬間のカレーと油の香りが飽きない一品。
〈サンエトワール白楽〉
■横浜市神奈川区白楽125
■045-431-9409
■7:00〜19:30(祝〜18:30)/日休
■39席/禁煙
(Hanako1128号掲載Photo:Yuko Moriyama,text:Yumiko Ikeda)
3.日本海軍のカレーの製法を用いた老舗ベーカリー。〈パン市場 浜田分店〉/浦賀
京急本線浦賀駅から徒歩8分ほど。創業100年を超える老舗店。名物の「よこすかフランス」は、先々代考案による日本最初のソフトフランス。円盤形に焼いた生地を半分に切っていろいろ挟めば、サンドイッチにおやつパンにと大活躍。
日本海軍のカレーの製法を紐解いて作られた。あんバタ、ハムカツなど、注文してから作ってくれるのもうれしい。
(Hanako特別編集FOOD掲載/photo:Kentaro Kase text:Hiroaki Ikeda edit:Kayo Yabushita)