スイーツコーディネーターおすすめ。 人気パティスリーの絶品抹茶スイーツとは?抹茶フレーバーにアレンジしたフランス伝統菓子も。

FOOD 2018.10.21

人気パティスリーで食べたい、絶品抹茶スイーツとは?スイーツライター&コーディネーターのchicoさんが、おすすめのケーキとフランス伝統菓子を教えてくれました。

1.〈EN VEDETTE〉の「RIN」/清澄白河

MG_0333

店に入ると、特注の琉球畳のテーブル、美濃和紙のランプが目に入る。

MG_0320

洋の空間に和のアクセントが効いた内装。性質の異なる要素が同居し調和を生むのは、森大佑シェフのつくるお菓子とまさに同義だ。「RIN」はそれを象徴する看板商品のひとつ。

「RIN」450円
「RIN」450円

「柚子クレームの鮮烈な香り、抹茶ホワイトチョコムースのまったりとした甘み、柚子ガナッシュの爽やかな後味と、口のなかで味わいが変化します」。

シェフの修業先のフランスで積極的に使われていた抹茶と柚子の組み合わせを、日本人として向き合い、追求した逸品だ。“凛”とした佇まいにシェフの静かな信念を感じる。

2.〈AVRANCHES GUESNAY〉の「コロンビエ テ ヴェール クレームオランジュ」/春日

MG_9971

パンテコート(復活祭の聖霊降臨の日)に食される南仏の伝統菓子コロンビエは、アヴランシュ・ゲネーの定番商品。そもそも和食材に興味がなかったという上霜考二シェフが、たまたま行った茶摘みで魅せられてしまった宇治抹茶を使ってつくったのが「コロンビエ テ ヴェール クレームオランジュ」。

「コロンビエ テ ヴェール クレームオランジュ」2,000円
「コロンビエ テ ヴェール クレームオランジュ」2,000円

フランス伝統菓子の抹茶バージョン!「伝統菓子を抹茶生地でつくるのは希少。親しみやすいフルーツのバタークリームとの組み合わせです」。

和の食材だからではなく、あくまでも純粋においしい食材であることが、シェフがその食材を使う理由だ。

chicoさん/スイーツライター&コーディネーター。『東京の本当においしいスイーツ探し』シリーズの監修のほか、共著に『東京最高のパティスリー』など。

(Hanako1126号掲載/photo:Jiro Fujita(photopicnic) text:Mick Nomura(photopicnic))

Videos

Pick Up