精米歩合で飲み比べ? 店主選りすぐりの日本酒を飲み比べできる!【京都】のおすすめ日本酒バー3軒

FOOD 2018.09.23

食の都・京都に来たなら欠かせない、おいしいもの巡り。伝統ある老舗が愛され続ける街で、近年は和・洋ともに新たな感覚の料理や店のスタイルが登場し注目されています。今回は、スタイリッシュな空間で味わう日本酒を堪能できるおすすめ店をピックアップしました!

1.日本酒愛あふれる店主が蔵元に足を運び仕入れた希少酒をトークと共に楽しむ。〈日本酒バル ポキ家〉

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「詳しいんじゃなくて、ただただ好きなんです日本酒が」と店主のポッキーさん。ほぼ毎月、各地の酒蔵を訪ねて造り手と触れ合い、お酒と土産話をお客さんに持ち帰るというスタイルがハートフル。ほかにも、長野や福島の酒屋から仕入れる関西では手に入りにくいお酒などがラインナップ。アボカド昆布や白カビサラミなど酒呑み好みのアテもいい感じ。

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3~6 名で利用できる個室も(要予約)。

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「鮮魚のなめろう」580円。アジ、ハマチ、ホタテなどその日のおすすめ魚介をネギや生姜と合わせた酒肴。味噌は京都〈松野醤油〉のもの。お酒は5 勺450円~。

2.精米歩合の異なるお酒を飲み比べ!新たな楽しみ方に出合える路地の名店。〈柳小路TAKA〉

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店主の西村崇さんは懐石料理の修業を経てミラノの〈NOBU〉など海外で活躍したスゴ腕。日本酒は自身が魅了された滋賀〈岡村本家〉の「金亀」のみを扱うという潔さで、精米歩合40〜100の7段階のお酒をそろえる。まずは7種飲み比べで好みの味を見つけ、和洋ミックスの料理との相性もいろいろお試しを。昼前から通し営業ゆえ、ゆるり昼酒にも最適。

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風流な路地・柳小路にあり、1 階はスタンディング(ランチタイムは椅子あり)、2 階はテーブル席。

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トマトとジェノベーゼ、2 種のソースを添えた「サルシッチャ」600円。7 種テイスティング1,200円。
ふな鮨800円、焼き鳥1本200円〜、カクテル600円〜。

3.ほぼ全国の地酒が一堂に集まり、自家製の多彩な燻製と共に堪能できる。〈燻吟 かず家〉

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スタイリッシュな空間で、15時から飲める木屋町の隠れ家。44都道府県のえりぬきの地酒を取りそろえ、常時120種以上がスタンバイ。リストもあるが自力で選ぶのは難易度高、なのでまずは「三種飲み比べセット」1,200円を。おまかせでもお好みでもOK。アテはお通しからデザートまで工夫を凝らした自家製燻製が名物で、どれも立派な酒泥棒。

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北山杉の一枚板カウンターが落ち着いた雰囲気を演出。気さくなスタッフに気軽に声をかけてみよう。

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ささみ、合鴨生ハム、明太子などの燻製盛り合わせ、鯛ワタなど「珍味盛り合わせ五種」各1,200円。

(Hanako1131号掲載/photo:Koichi Higashiya text:Awa☆Moriko)

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