雰囲気たっぷり! 【横浜】こだわりのサイフォンコーヒー×スイーツが楽しめる!おすすめコーヒー専門店3軒
雰囲気たっぷり!見て楽しめる、サイフォンコーヒー。横浜のコーヒーブレイクにおすすめの、こだわりのサイフォンコーヒーとおいしいスイーツが楽しめる喫茶・カフェ3軒をご紹介します。
1.〈珈琲文明〉/白楽
長年のコーヒー愛が高じ、憧れの横浜の地・白楽駅の仲見世商店街で念願の店を開いた赤澤智さん。店のキーワードはまさに“サイフォンと横浜”。
店主の赤澤さん。サイフォンはHARIOを愛用。
「豆の特性を最も引き出せる抽出法というだけでなく、やはりパフォーマンスがカッコいいので」とサイフォンを選んだ。カウンターに客席と同数の器具がズラリと並ぶ眺めは壮観。
〈丸山珈琲〉の上質な豆を使用し、重厚かつ瑞々しさがあふれるコーヒーの味わいに、シンプルに仕上げた自家製スイーツがよく合う。
2007年創業。店内に街灯が立ち、天井には空の演出…と、屋外にいるような仕掛けが。
店名の由来は横浜にちなんで「文明開化」から。コーヒーをサイフォンから自分で注ぎ、たっぷりと飲める楽しさとウッディな店内の心地よさが相まって、閉店まで客足が途絶えることがない。
2.〈コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ〉/関内
創業1974年、世界のコーヒーを提供する専門店。創業時のオーナーは、コーヒーも空間も最上級を志し、店名に最高学府の「大学院」と名付けた。パリをイメージした内装は意匠が凝らされ、現在は禁煙ルームとして使われる特別室(写真)は大理石の天板のテーブルやタイル画、シャンデリアと絢爛な造り。
コーヒーはすべてサイフォンで、蝶ネクタイのマスターが淹れる景色もいい。
染付けが美しいブルー ダニューブのカップ&ソーサーが、創業から今も大切に使われている。ルミエールブレンド580円。ケーキセット890円。自家製カレーなどフード類も豊富に。
歴史を刻む、横浜のミュージアム的存在だ。特別室は17時以降は特別料金に。
3.〈カフェ カルディ〉/綱島
横浜界隈のコーヒー通やプロの間でその名を知られる一軒。マスターの田中義之さんは1970年代、横浜のコーヒー文化を牽引した名店〈コーヒー ミキ〉や〈グッドホープ〉などで腕を磨き、そのスタイルを今に伝える人物。
サイフォンはもちろん水出しやアレンジコーヒーがそろうのも特徴で、焙煎やデザート類も自身で手がけ、アイスコーヒーのシロップまでも自家製。
本日は大倉陶園のカップとウェッジウッドのケーキ皿で。濃厚かつクリアな味わいの水出しコーヒーも名作。
コーヒーの探求者であり、創業以来、30席以上の席数をたった一人で切り盛りする喫茶の鑑でもある。
(Hanako1163号掲載/photo : Kenya Abe text : Yoko Fujimori)