パンがおいしいだけじゃない。気軽に行けるベーカリーレストランの名店と注目の新店
こいしはら・はるか/一度ハマるととことん偏りがちなフードライター。著書に『東京最高のレストラン』(ぴあ/共著)、『自分史上最多ごはん』(マガジンハウス)など。
【注目の新店】様々な属性の人が行き交う街に、新たな止まり木を。〈akao〉/恵比寿
2024年、恵比寿に出現したビストロ〈繁邦〉は、なにかと衝撃的だった。オーナーシェフの青木虎太郎さんは、当時24歳。お若い(今もだけれど)!それでいて料理からドリンク、インテリアに至るまで、実にセンス良し。ご実家のベーカリーのパンをメニューに取り入れ店頭でも扱うスタイルにも舌を巻いた。
今やすっかり人気店の〈繁邦〉と同じ街に新たに開いた店は、やはりただ者ではない。7時〜10時のモーニング、10時〜14時のカフェタイム、そして18時〜深夜まではオステリアと、ほぼ通し営業。調理師学校時代の友人、若林佳太さんと長愛莉さんとの「一緒に店をやりたいね」という会話からたちまち実現したという話もなんだか素敵。
イメージしているのは、レストランよりも開かれた「誰もが日常使いできるお店」。早くも、その言葉通りになっている。
住所:東京都渋谷区恵比寿4-27-2 赤尾ビル1F
TEL:なし
営業時間:9:00(土日7:00)〜14:00LO、18:00〜23:30LO
定休日:月火休
席数:カウンター8席、テーブル12席
instagram:@akao_tokyo
※予算1人朝約1,200円〜、昼約1,500円〜、夜約10,000円〜。
※キャッシュレス決済のみ
※夜のみ予約可
街に根ざしたオールデイダイニング的存在。〈ベーカリーラウンジ沢村 〉/ 中目黒
2009年に軽井沢で創業し、今では東京を中心に全国で11店舗を展開するベーカリーブランド〈沢村〉。都内で路面店として最初にオープンしたのはたしか南麻布のお店で、よくあるパン屋さん的ではないシックな店構えに「なんだか大人っぽいベーカリーが!」と思った記憶が。
さて、中目黒には2021年に進出していた〈沢村〉は、2023年にちょこっと移転&ぐっとパワーアップしている。店の“顔”は、30種類以上の国内外の小麦粉を使い分けて焼き上げる上質なパンと、〈沢村ロースタリー軽井沢〉で自家焙煎した豆を使うハンドドリップコーヒー。それに加えて、夜には気軽なタパスからお酒が進むメインディッシュや“夜パフェ”まで取り揃え……と、かなりのオールラウンドプレイヤーぶり。覚えておくとQOLが上がる一軒、ではないかと!
住所:東京都目黒区青葉台1-13-6 コントラル中目黒1F
TEL:03-5422-3088
営業時間:8:00〜22:00LO(ベーカリーとカフェは〜21:00)
定休日:無休
席数:テーブル30席、カウンター6席、テラス8席
Instagram:@sawamura_roastery
※予算1人朝約1,500円〜、昼約1,700円〜、夜約3,000円〜。
※15時以降予約可能




















