【日本橋】食三昧のさんぽスポット|老舗のおでん屋さん、スイーツ、タコスなど5選
今回、日本橋を案内してくれたのは、エリアを代表するホテル〈三井ガーデンホテル日本橋プレミア〉のフロントスタッフの方。日本橋さんぽで立ち寄りたい、おいしいお店を教えてくれました。

「日本橋室町は江戸前の天丼、おでん、すき焼きなど伝統の味であふれています。対照的に兜町方面はリノベーションカフェや新感覚のフードコート、洗練されたおしゃれパティスリーなどもあります。手土産を探しに老舗百貨店を巡ったり、“メイドイン日本橋”の道具やクラフト探しもおすすめです。こうして実際に散策すると、優雅で落ち着く川沿いの散歩道があると思えば、ガラス張りのビルの間に歴史的な建造物が点在していたり…日本橋ならではの独特な風景も一緒に楽しむことができますよ」
住所:東京都中央区日本橋室町3-4-4
TEL:03-3270-1131
日本橋の歴史を再解釈した現代アートやデザインで、街と人とをつなぐホテル。客室ほか館内には、日本橋川を表現したアートや江戸切子模様のデザインインテリア、信楽焼などの職人工芸をしつらえる。日本橋ならではの伝統・文化をモダンに表現。ホテル滞在中も、街の空気を新鮮に感じられる。
1. 大正12年創業の老舗で、しっぽり“東京おでん”を。〈日本橋 お多幸本店〉


半世紀継ぎ足し続ける秘伝のだしは、甘辛い醤油風味の関東風。〈とうふの双葉〉の木綿豆腐、〈神茂(かんも)〉の手取り半ぺん、練り物、魚すじといった日本橋エリアでともに歴史を歩む老舗の味を集結させ、おでん種に合わせて丁寧に仕込む。迷った時は、4品からおまかせのおでん盛り込みを。〆の定番「とうめし」も欠かせない。

住所:東京都中央区日本橋2-2-3お多幸ビル
TEL:050-5492-2962
営業時間:11:30~14:00、16:30~22:30(土祝16:00~22:00)
定休日:日休
席数:90席
おでん、とうめしはランチあり。持ち帰り用のおでん缶も。入口には、とうめしをのせた信楽焼たぬきが。
2. 海外に心をトリップできる、本格派やみつきタコス。〈キタデタコス 日本橋 COMMISSARY〉

アメリカの工場をイメージしたフードコート〈COMMISSARY〉内の店舗。毎朝作る北海道産トウモロコシ100%の自家製トルティーヤに、チキンティンガ、ポークカルニータス、ビーフスアデロをのせたセットは人気メニュー。トマトサルサ、ハラペーニョサルサと一緒にご賞味あれ。
住所:東京都中央区日本橋本町3-11-5 ライフサイエンスビル2 1F
TEL:03-3527-3277
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
席数:60席
3. 一番摘みの海苔を厳選。口どけの良さは一級品。〈山本海苔店 日本橋本店〉

日本初の味附海苔を創案するなど、嘉永2年の創業から“海苔ひとすじ”を貫く老舗。「一藻百味」各216円は、北海道日高産の昆布のだし汁を使った秘伝だれに、うに味、ネギみそ味などザクザク食感の具材をまぶした変わり種商品。酒のあてにもおすすめ。※11月4日より移転予定
住所:東京都中央区日本橋室町1-6-3
TEL:03-3241-0290
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休(正月を除く)
仕入れた海苔は、専門の仕訳技術員が選別。口どけ、味、色などの格付けを独自で行い、厳選する。
4. 日本橋兜町で出合う、唯一無二のスイーツたち。〈Pâtisserie ease〉

季節がわりのショートケーキは店のシグネチャー的存在。秋からは、しっとりしたスポンジとカシス風味のシャンティーに、完熟の無花果を贅沢にサンド。黒無花果でも登場予定だ。生菓子ほか素材使いにも定評があるフィナンシェなど、定番の焼菓子も手土産として根強い人気。
住所:東京都中央区日本橋兜町9-1
TEL:03-6231-1681
営業時間:11:00~18:00
定休日:水休
5. 老舗和菓子屋の新境地。イートインの絶品デザート。〈榮太樓總本鋪 日本橋本店〉

長い歴史をもつ三角型の「榮太樓飴」や金鍔(きんつば)も名物だが、隠れ一押しは“飴みつ”をかけていただく「榮太樓あんみつパフェ」770円。北海道産小豆のこしあん、歯切れの良い「マンゲツモチ」を使った餅玉のほか、国産の不知火(しらぬい)、石垣島のパインといった果物までしっかり厳選。
住所:東京都中央区日本橋1-2-5
TEL:03-3271-7785
営業時間:10:00~18:00
定休日:日祝休
店内〈Nihonbashi E-Chaya(ニホンバシ イーチャヤ)〉で提供。飴みつは、梅ぼ志あめ、黒あめ、あまおうあめ、蜂蜜れもんあめの4種。




















