胃腸の暑さ疲れを、オクラの大葉巻きで優しくケア。

胃腸の暑さ疲れを、オクラの大葉巻きで優しくケア。
最近野菜食べてないな…と思ったらVol.17
胃腸の暑さ疲れを、オクラの大葉巻きで優しくケア。
FOOD 2025.09.19
野菜には、いわずもがなビタミン、ミネラル、食物繊維…私たちの健康&美容に必要不可欠な栄養が詰まっている。体は正直だから、手軽さ重視で、主食のみの食事ばかり摂っていると、なんだかうずうずしてきませんか?「最近野菜食べてない!」と思い立ったら、ズボラ料理が得意な野菜ソムリエ、菅野ひろえさんが教える野菜レシピが激推しです。夏のダメージが胃腸の疲れとして表れる9月、口いっぱいに滋味が広がるオクラの大葉巻きをどうぞ!

菅野ひろえ
菅野ひろえ
モデル、野菜ソムリエ

野菜ソムリエプロ、フードアナリストの資格を保有し、「大人も子どもも安心の農作物を産地直送でお届け」というコンセプトのもと、実際に自分の目で見て、食べて納得した農家の農作物を販売するサイト〈vegetaiment〉の運営を行う。インスタグラム(@hiroesugano)では、料理苦手、不器用な人でもできるズボラレシピを紹介する動画が大人気。

大葉でオクラを巻いて漬け置くだけ。

菅野ひろえさんポートレート
Hiroe’s comment

オクラも大葉も腸内環境を整えたり、免疫力維持が期待できるβ-カロテンやビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。豊かな香りの大葉、食感が楽しいオクラ。2つの野菜をひとつにして、漬け置くだけの簡単レシピを紹介します。

レシピのポイント

①オクラと大葉で夏バテの疲れた胃腸を優しくケア。
②まだまだ暑い9月の体が求める水分と栄養を補給。
③大葉を巻いて漬け込むだけで美味しい1品に。
④前日に作り置きもできるお守りレシピにも。

材料(2〜3人分)

  • オクラ 1袋(8本程度)
  • 大葉 8枚
  • いりごま 適量

・漬けだれ

 醤油 大さじ1.5

 ごま油 大さじ1.5

 砂糖 大さじ1

 水 大さじ1.5

 塩 ふたつまみ

作り方

①ネットの上から塩(分量外)をふり、揉んでから軽く洗う。

②ガクの周りはピーラーでカットすれば簡単!ヘタの黒い部分は包丁でカット。


③大さじ2の水で1分加熱したら、氷水に30秒程度さらして粗熱をとる。

④さめたオクラを大葉で巻く。

⑤容器に並べ、漬けだれを入れ、いりごまを加えたら、冷蔵庫で1時間程度冷やす。

野菜ソムリエ直伝! オクラの調理ポイントと保存法

① オクラは下処理が大切。面倒に感じない方法をお伝えします。

「塩もみ」でうぶ毛を取る理由
オクラの表面にあるうぶ毛は、舌触りを悪くするため、塩もみで取り除くのがおすすめです。このひと手間を加えることで、口当たりがなめらかになり、美味しく仕上がります。

ネットの上から塩をふり、全体に揉んでなじませてから水洗い。

ガクの周りとヘタの上部をカットする理由
この部分は固いため、この処理をしないと口当たりも悪く、子どもが食べた時に嫌いになってしまう可能性もあるため、ここも大事な下処理です。

② 保存法

冷蔵保存 保存期間: 4〜5日
オクラをキッチンペーパーで包み、乾燥を防ぎます。
さらに包んだオクラを密閉袋に入れ、野菜室で保存。これにより、湿気を保ちながら鮮度を保つことができます。

text&movie_Hiroe Sugano photo_Miyu Yasuda

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