京都の路地奥にある隠れ家のような名店。韓国角打ち〈ジャスト食品〉

京都の路地奥にある隠れ家のような名店。韓国角打ち〈ジャスト食品〉
京都の路地奥にある隠れ家のような名店。韓国角打ち〈ジャスト食品〉
FOOD 2025.09.08
食の激戦区・京都で注目したいのが、人気店の新章。韓国スープ定食専門店〈ピニョ食堂〉が展開する、韓国で流行中の“カメック”(韓国角打ち)の店〈ジャスト食品〉を紹介します。
photo_Yoshiko Watanabe text_Aya Honjo edit_Midori Nagase

隠れ家のような古民家で、懐かしくて新しい韓国文化を。

京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉
看板メニューのひとつ、にんにく背脂マシマシ半羽からあげ1,900円。気取らずガブリと。

京都らしい細い路地を進んでいくと、突如現れるポップなハングル。店内は袋麺が並ぶ棚や壁のメニューボードなど、韓国の下町に迷い込んだようなディープな雰囲気がたまらなく楽しい。

京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉

仕掛け人は、スープ定食の〈ピニョ食堂〉や釜山式焼肉〈ミリネヤンコプチャン〉などテーマの異なる店舗で、韓国の食とカルチャーを発信する全敞一(ぜんしょういち)さん。

京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉
「自分が大好きな韓国の店を、京都で再現しています」と話す、オーナーの全さん(中央)。

「商店の軒先でアテ飲みする韓国の昔ながらの習慣“カメック”が、現地の若い世代にリバイバルブームを呼んでいるんです。そのおもしろさを伝えたくて」と、2025年1月にこちらを立ち上げた。軍手と手袋を重ねた手で割きながら味わうフライドチキンや、ソウルで話題の「漢江(ハンガン)ラーメン」をイメージしたセルフ式インスタントラーメンなど、メニューを通して現地の情景がリアルに感じられる。

京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉
半羽からあげはプレーン1,600円も。
京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉
噛むほどに旨みがあふれる、ノガリ(ヒメダラの干物)700 円は一味マヨネーズを添えて。
京都の韓国角打ちの店〈ジャスト食品〉
韓国の定番おつまみ、スパムエッグ850円。スパムの塩気と風味にお酒がグイグイ進む。

昼下がりから夜遅くまでノンストップ営業なので、使い勝手も抜群。

information
ジャスト食品
ジャスト食品

住所:京都府京都市下京区京極町515-6
TEL:080-2792-3392
営業時間:14:00~23:00LO
定休日:木、第3水休
席数:10席

路地奥の隠れ家のような立地にワクワク。韓国で定番人気のアールグレイハイボール800円。

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