【沖縄】ラストオーダーが25:30のところも！深夜まで楽しめる那覇のバー3選
しおひら・ゆうすけ／那覇市の飲食店勤務を経て沖縄の魅力を多面的に展開する〈ホーセル〉入社。沖縄のものづくりを伝える「島の装い。プロジェクト」の運営に携わる。酒の好みはオールマイティ。
飲食業でのキャリアが長かったことから豊見城（とみぐすく）市「島の装い。プロジェクト」の食部門を担う潮平悠介さん。オフィスも同市内にあるが、那覇市出身、在住で、那覇の食事情や夜にも詳しい。
「那覇の中心地は、夜の街。遅くまで営業する魅力的な店がたくさんあります。県外からのゲストともよく行く、沖縄ビギナーにもおすすめのバー、気心の知れた友人と長年、大切に通う店など、自信を持っておすすめできる3軒を厳選しました」
長く洋食業界に携わっていたので、ワインにも愛着が深い。「ナチュラルワインは沖縄でもポピュラーになりつつあり、ついに深夜に飲める店も登場。県外の方に自慢したくなるような素敵な店なんですよ」
珠玉のリストを手に、那覇の深い夜を飲み歩こう。
1. LO25:30。ボックスシートも完備、アジアのトップバー。〈El Lequio〉
世界的バーテンダー・後閑（ごかん）信吾さん率いる〈SG Group〉の、上海、東京各店に続く7店舗目。「沖縄×ラテン」がコンセプトで、泡盛やアガベスピリッツを揃え、沖縄にちなんだオリジナルカクテルも充実する。
「店内は艶っぽく、接客はフレンドリー。大人数でも行けるソファ席やモクテルがあるのも魅力です」
住所：沖縄県那覇市安里1-3-3 安里ビル1F
TEL：098-975-9674
営業時間：19:00～翌2:00
定休日：無休
席数：60席
重厚なエントランス。
2. LO24:00。せんべろ横丁の一角に、アートなワインバー。〈吽〉
本業はヘアスタイリストで、浦添市でヘアサロンを営む伊敷翔治さんが、ワイン好きの仲間と開いたナチュラルワインバー。
開店は21時、アート作品が彩るギャラリーのような空間に、伊敷さんのセンスが光る。「昭和の面影を残すディープな飲み屋街〈栄町市場〉にあり、店内とのギャップも楽しい」
住所：沖縄県那覇市安里382-1 2F
TEL：080-3977-3821
営業時間：21:00～24:00LO
定休日：日月休
席数：10席
2024年7月開業。チャージ500円。伊敷さんは浦添市でワインとコーヒーの店を備えたヘアサロンも開く予定。
3. LO24:00。異彩を放つ和の意匠、貫くオーセンティック。〈BARごとう〉
引き戸に暖簾（のれん）のエントランスが目印。バーといえばアメリカ文化の影響を受けた異国風が主流の沖縄で、モルトウイスキーとスタンダードカクテルを軸に和魂洋才を貫くオーセンティックバーだ。
「実は一番長く通う店で、ほかとは違うジントニックが推し。お酒の世界が広がる店で、バーが好きな人に行ってほしい」
住所：沖縄県那覇市牧志1-13-12 1F
TEL：090-7586-8108
営業時間：19:00～翌1:00LO
定休日：月休
席数：15席
凜とした雰囲気。
No. 1246
