【防災にはアイラップを常備】保存必須な防災ごはんレシピ


野菜ソムリエプロ、フードアナリストの資格を保有し、「大人も子どもも安心の農作物を産地直送でお届け」というコンセプトのもと、実際に自分の目で見て、食べて納得した農家の農作物を販売するサイト〈vegetaiment〉の運営を行う。インスタグラム(@hiroesugano)では、料理苦手、不器用な人でもできるズボラレシピを紹介する動画が大人気。
いっきに3品! 知っておきたい簡単、ほっこり防災ごはん


材料を《アイラップ》に入れて、3品いっきに湯煎したら完成する手軽さが嬉しい! ホッとする味で、非常食に疲れた心と体を癒します。
① 包丁とまな板を使わない。
② 《アイラップ》に材料を入れるだけでできる手軽さ。
③ 災害の時に嬉しい、鍋のお湯の使いまわしができる。
④ 使い終わったビニールはゴミ袋として活用できる。
⑤ 普段から食べているような味でホッとする。
防災ごはん3品の作り方
【準備するもの】
・ガスボンベ
・コンロ
・蓋つきの鍋
・鍋の底に敷く平皿
・《アイラップ》
・トング
【作り方】
① 鍋に皿を入れて、水をお鍋に半分以下ぐらい入れる。
※袋が破れるのを防ぐため、お皿を敷いてください。お水は入れすぎるとあふれてしまうので半分以下が目安。
② 沸騰し、3品それぞれ《アイラップ》に材料を詰めたら(材料と準備は以下)、鍋に入れて蓋をして20分待つ。
③ 20分後、トングなどで1袋ずつ取り出す。
※この時やけどに注意。入れる容器を近くに置いておくと安心。
※お湯は何度でも使えるので、災害時はこのまま捨てずに、また調理する時に使ってください。
食材の準備(2人分)
さんまとひじきの炊き込みご飯

【材料】
- 米:60g
- 水:70g
- 醤油:小さじ1
- みりん:小さじ1
- ごま油:小さじ1/3
- 人参:少々(なしでもOK)
- さんまの缶詰:1缶
- ひじき:大さじ2
【作り方】
① 《アイラップ》に米と水を入れたら、醤油、みりん、ゴマ油、さんまの缶詰、ヒジキ、ピーラーで剥いた人参を加え、よくもみこむ。
※ピーラーで野菜をカットすると、洗い物もラクで、野菜も細く火が通りやすい。
② そのまま約20分放置。空気を抜きながら袋をねじって、袋の上の方を結ぶ。
→記事上の加熱の工程へ
コンソメスープ

【材料】
- 水:500ml
- コンソメキューブ:1つ
- わかめ:ひとつまみ(1〜2g程度)
- 切り干し大根:ひとつまみ(1〜2g程度)
- 人参:適量(なしでもOK)
【作り方】
① 《アイラップ》に水、わかめ、切り干し大根、ニンジンをピーラーでカットして入れたら、最後にコンソメを加える。さんまとひじきの炊き込みご飯と同様、空気を抜きながら袋をねじって、袋の上の方を結ぶ。
→記事上の加熱の工程へ
ジャガイモとコーン

【材料】
- ジャガイモ:1個
- オリーブオイル:大さじ1
- 砂糖:小さじ1/2
- 塩胡椒:2、3振り
- 醤油:小さじ1
- コーン:50g
- 青のり:適量
【作り方】
① ジャガイモは皮を洗い、《アイラップ》に入れたら他二品と同様、空気を抜いて上の方で口を閉じる。
→記事上の加熱の工程へ
② 《アイラップ》を取り出したら、キッチンペーパーに包んで手もしくはフォークを使ってジャガイモをつぶす。
③ てんさい糖、塩胡椒、醤油、オリーブオイル、コーン、あおのりを入れたらよく揉んで完成。
① ガスコンロ
② ガス
③《アイラップ》
④ 缶詰類
⑤ 乾物類
⑥ 調味料(1つ多めに購入してストックしておくと◎)
text&movie_Hiroe Sugano photo_Miyu Yasuda