【東京】ヘルシーなスープが体に染みる!ベトナム麺がおいしいお店3選
1. 【Phở(フォー)】Just Pho You/日本橋
名シェフが旬素材で表現する“日本でしか食べられない”フォー。
外苑前の人気モダンベトナミーズ〈Ăn Đi(アンディ)〉の料理長として活躍した内藤千博シェフが、今夏、満を持して開いたフォーの専門店。澄んだ鶏ガラスープをベースに、旬素材を使った季節の新作が登場する。麺と具材を分けた別皿スタイルで、例えば定番「クラシック節のフォー」の具材は、モーツァルトを聞かせて発酵を活性化させたカツオ節「クラシック節」や蒸し鶏&自家製食べるラー油、浜松産バジル、すだち。これらを加えて味を自由にカスタマイズするのが楽しい。いわば名シェフによる日本ならではのフォー。スープのおいしさと“味変”の妙に、何度も通いたくなる!
Phở(フォー)ってどんな麺?…ハノイなど北部発祥とされる平打ち米粉麺。牛肉or鶏肉ベースのスープがポピュラー。
住所:東京都中央区日本橋兜町6-5 Keshiki 1F
TEL:なし
営業時間:11:30~14:00LO(土12:00~14:30LO)
定休日:日月休
席数:28席
今年7月オープン。場所は日本橋兜町の複合施設〈Keshiki(景色)〉1階。食後には季節替わりのチェー800円を。
2. 【Bún(ブン)】Stand Bò Bún/祐天寺
自家製麺&野菜たっぷりの健やかな一杯。
店名のボブンとはボー(牛肉)とブン(麺)を使った和え麺のこと。フレンチベトナミーズの人気店〈Stand Bánh Mì(スタンド バイン ミー)〉の白井瑛里さんが新たに手がけるブンの専門店で、なんと自家製麺。新潟県産米「越のかおり」の米粉と北海道産馬鈴薯を合わせてブンを開発、毎朝店内で製麺する。米粉麺のツルシコな食感、有機野菜と10時間煮込む無添加・無化調の鶏ガラスープの尊さよ。季節ごとに新作が登場し、体の奥まで染み込むスープと旬野菜をたっぷり摂取できる。日本発ベトナム麺の可能性を発信する店だ。
Bún(ブン)ってどんな麺?…フォーと並ぶベトナムの国民的米粉麺。全土で親しまれる、柔らかな丸型の押し出し麺。
住所:東京都目黒区祐天寺2-3-2
TEL:03-6303-2245
営業時間:11:00~14:30LO、17:00~20:30LO
定休日:火休
席数:15席
2024年1月オープン。和え麺4種、汁麺3種。生春巻など惣菜も豊富。ワインはフランスの自然派を揃え、ボトル6,800円~。
3. 【Hủ Tiếu(フーティウ)】SADEC TOKYO 吉祥寺/吉祥寺
もちもち麺に澄んだ豚骨スープが絡む。
神田のベトナム料理店〈SADEC TOKYO〉が新たに開いた、ベトナム南部の名物麺・フーティウに特化した一軒。フーティウは一見フォーと似ているが、細麺でいてもっちりと食感があるのが持ち味。豚骨をメインに丸鶏、香菜などでとるスープを軸に、豚肉や牛肉、鶏肉、海鮮などの具材をトッピング。汁あり、汁なしが選べ、レタスをたっぷり使うのも特徴。ホーチミン出身のベテラン料理人・バンさんが、調味料も極力現地産を使い、本場の味を振る舞う。多くのベトナミーズが通うのは味が確かな証拠!
Hủ Tiếu(フーティウ)ってどんな麺?…ベトナム南部で親しまれる半乾燥麺。細丸型の米粉麺で、天日干しで生まれるコシが特徴。
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-1
TEL:0422-27-1315
営業時間:11:00~20:30LO
定休日:水休
席数:14席
2024年8月オープン。 「ワンタンフーティウ」930円、 「肉団子フーティウ」950円など全8種。サトウキビの繊維を再利用したバガス容器を使用。