【東京】上質なお肉をもっと気軽に!今注目の町焼肉店4選

【東京】上質なお肉をもっと気軽に!今注目の町焼肉店4選
【東京】上質なお肉をもっと気軽に!今注目の町焼肉店4選
FOOD 2024.12.17
2024年の東京フードシーンを沸かせたお店をHanakoが大調査! 上質な肉を気軽に食べられる、新時代の大衆焼肉がブーム。おすすめ店を4店紹介します。
photo_Yoichiro Kikuchi, Kenya Abe text_Keiko Kodera

1. 焼肉ここち 本店/高円寺

焼肉ここち 本店
熱伝導率が高く、誰でもおいしく焼くことのできる鉄板ロースターを使用。わいわい好きな肉を自由に食べることこそが、町焼肉の醍醐味。焼き過ぎないように注意。

高円寺から広がるシン・町焼肉の可能性。

新しい町焼肉の躍進が目立った2024年。その人気を象徴する一軒といえるのが〈焼肉ここち〉だ。高円寺駅近くの〈大一市場〉内にある1号店は、連日超満員。その勢いにのり、同じ高円寺の商店街に新店舗をオープンさせた。店主の木村舜徹(しゅんてつ)さんは、老舗焼肉店で12年修業を積み、肉の扱いを学ぶなかで“格付け”主義の肉選びではなく、肉とタレの相性に着目。

焼肉ここち 本店のカルビ
「カルビ」1,400円。 「並の肉こそおいしく」が木村さんの信条。
焼肉ここち 本店のハラミ
「和牛ハラミ」3,600円(塩・タレ各2枚)。

もみダレに使う醤油は加熱をせず、フレッシュな旨みを肉にまとわせる。部位によって本当においしい厚さを追求し、ハラミは約2㎝にカット。

焼肉ここち 本店のエビ
「焼肉屋のエビ刺し」1,200円。

焼肉のタレに浸けた韓国スタイルの新鮮なエビなど刺し身のラインナップも充実しており、町焼肉の気取らない楽しさがヤミツキになる。

information
焼肉ここち 本店

住所:東京都杉並区高円寺北2-18-9 ベルテンポ1F
TEL:03-5356-9444
営業時間:17:30、20:30入店のみ
定休日:月火休
席数:20席 ※要予約

はじめての場合はおまかせ8,000円がおすすめ。

2. 鶴橋ホルモン焼肉 松よし 新宿西口店/新宿

鶴橋ホルモン焼肉 松よし 新宿西口店の肉

焼肉フリークが通う、大阪コリアタウンの“老舗の味”を東京で。

多くの焼肉店が密集する大阪のディープタウン・鶴橋に昭和49年に創業した〈鶴橋串焼き松よし〉。オモニが切り盛りする店に何度も足を運び、親交を深めた肉マイスターの田辺晋太郎氏の監修で、新宿の大ガード近くに、そのDNAを継ぐ東京第1号店がオープンした。肉の味に深みを与えるチョジャン(調味料)は、オモニが手作りしたものを送ってもらい“鶴橋の味”を再現。

鶴橋ホルモン焼肉 松よし 新宿西口店の「冷やしホルモン松よし盛り」1,080円。
「冷やしホルモン松よし盛り」1,080円。4種前後の部位をひと皿に。

鶴橋では単品提供の冷やしホルモンは、ハチノスやセンマイなどと少量ずつの盛り合わせにするなど、ひと工夫が。串物のほか、焼肉は11種前後の部位を用意している。

鶴橋ホルモン焼肉 松よし 新宿西口店の「ホルモン焼きそば」880円~。
「ホルモン焼きそば」880円~。トッピングも多種。

人気の「ホルモン焼きそば」には、ニンニクや目玉焼きを追加して心ゆくまで食い倒れたい。

information
鶴橋ホルモン焼肉 松よし 新宿西口店

住所:東京都新宿区西新宿7-10-13 ガイアビル3 1F
TEL:03-6908-7248
営業時間:17:00~23:00(水~23:30、金~翌3:00)、土16:00~23:00、日祝12:00~22:00
定休日:無休
席数:78席

3. 焼肉や ますみ/五反田

焼肉や ますみのお任せ3種盛り
「おまかせ3種盛り」3,300円。内容はその時々で変わるが、ニクいほどの美しさ!

東京屈指の焼肉激戦区に、カウンターメインの大本命店が登場!

酒やスナック好きのあいだで“五反田ヒルズ”と呼ばれる飲食ビル。2024年7月にこのビルにオープンした〈焼肉や ますみ〉は、店主の肉の目利き力とカットの技が光る穴場店だ。5坪弱の店内はカウンター席がメイン。

焼肉や ますみの上タン塩
「上タン塩」2,860円。注文が入ってから手切りで提供。「上タン塩のベストな厚さは7㎜」と言い切るほど、肉のカットを追求。

メニューには定番のタン塩やハラミをはじめ、希少部位が10種以上並び、焼肉好きの心をときめかせる。

焼肉や ますみの和牛上レバー
「和牛上レバー」1,100円。
「イチボ」2,640円。

芝浦から未真空のフレッシュな状態で届くレバーや塩とわさびで食べるイチボなど、ひと目で肉質の良さが伝わる美しさ。「厚みが1、2㎜違うだけでおいしさが変わる」と店主がいうように、その日の品物を見てベストなカットに。甘みをおさえた漬けダレなど、肉そのものの味を堪能してほしいという気概を感じる。

information
焼肉や ますみ

住所:東京都品川区西五反田1-9-3リバーライトビルB1
TEL:03-6417-0018
営業時間:17:00~22:30LO
定休日:日月休
席数:10席

カウンターのほか4名用のテーブル席も1卓あり。

4. TRATT. USHIGORO/恵比寿

TRATT. USHIGOROの角切り和牛 にんにく醤油
「角切り和牛 にんにく醤油」(数量限定)1,900円。赤身の旨みとニンニクの香りが後を引く。

ラグジュアリー焼肉の代表格が、満を持して“大衆”に参入!

西麻布に本店を構える〈うしごろ〉といえば、厳選した肉を扱い、ワインも豊富に揃えるラグジュアリー焼肉の先駆けとしても有名だが、新たにオープンした〈TRATT. USHIGORO〉は、「町焼肉」がテーマ。

TRATT. USHIGOROの「究極の厚切りタン」
〈うしごろ〉史上初「究極の厚切りタン」は1枚2,300円。
TRATT. USHIGOROの「リブ芯」2,000円と「リブマキ」2,400円、 「リブかぶり」1,800円の盛り合わせ。
上から「リブ芯」2,000円と「リブマキ」2,400円、 「リブかぶり」1,800円の盛り合わせ。

3段階の辛さから選ぶことができるタレや、ブランド初の厚切りタンを中心に「にぎやかに楽しむ焼肉」を意識したラインナップに。なかでもブロック状にカットされたランプが盛り付けられた「角切り和牛 にんにく醤油」は、ロースターいっぱいに並べて焼くのが映えるとSNSでも話題に。外側をカリッと焼き上げてひと口で頬張れば、その旨みが口中で炸裂。仕入れの強みを生かし、日常使いできる“大衆感”を追求した焼肉に心が弾む。

information
TRATT. USHIGORO
トラット ウシゴロ

住所:東京都渋谷区恵比寿南1-18-9 タイムゾーンヒルトップビル2F
TEL:03-3760-1129
営業時間:17:00(土日祝16:00)~22:30LO(水~金ランチ11:30~13:00LO)
定休日:無休
席数:50席

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