【鎌倉】まだ地元民しか知らない、閑静なエリアの穴場店3選

【鎌倉】まだ地元民しか知らない、閑静なエリアの穴場店3選

FOOD 2024.09.27

鎌倉駅から材木座海岸に向かう30分ほどの散策路が大町＆小町大路。地元のかたにも愛される穴場な飲食店を紹介します。

photo_Yoko Tajiri　text_Emari Majima

1. 2ND FLOOR by A&S（セカンドフロア バイ アーツ アンド サイエンス）

建物の2階に店を構えるこちらは、〈A&S〉が手がける食の空間。イタリアンで腕を磨いた長尾明シェフがジャンルにこだわらず旬の食材を用いた料理を提供し、ランチはピタサンドやカレーなど、朝市で手に入れた新鮮な鎌倉野菜とシェフこだわりのスパイスを組み合わせたメニューが揃う。

この春からディナーもスタート。コースのほかアラカルトでも頂けるので、ソムリエが厳選したナチュラルワインと共にゆったりとした時間を楽しんで。

2. +h café kamakura（アッシュカフェ カマクラ）

緑が薫る階段を上った先に現れるのは、建築家の店主とパリで料理を学んだマダムが営むカフェ。夫妻が旅したタイの雰囲気を感じる空間で、フレンチベースのオリエンタル料理が頂ける。スパイスが効いた色彩豊かな料理はもちろん、穏やかな空気もご馳走に。天気がいい日はウッドデッキへ。

3. 極楽カリー

メニューはカリーセットとヨーグルト、ビールのみ。骨つきの鶏肉と野菜を、クミンを中心としたスパイスと塩だけで2日以上煮込み続ける「無水カリー」は、ほろりとほどける鶏肉にスパイスの複雑な風味が絡み合う唯一無二な味わい。グルテンフリーな上に体を整えるスパイスの効能も加わり、オイルの旨味を感じながらもスッキリした食後感。

One more spot 　日本ワイン店 じゃん

国産ぶどうを使用し、国内で醸造された“日本ワイン”を気軽に楽しめる角打ち酒屋。旬の食材を使った料理も評判だが、その裏には「ワインと和食の組み合わせを体感することで、日本の食文化の魅力を伝えたい」という店主の思いが。店内には120種類を超える日本ワインのほか、国産のクラフトジンやビールも揃う。