【東京】体の不調なときこそ。朝から絶品お粥が食べられるお店4選
すずき・かゆ/お粥レシピ満載の『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)が発売中。https://okayuworld.com/
1. 浅草〈粥や 佐藤〉
台湾旅行で出会った「しいたけ肉粥」に感動した店主が、日本でもこの味をと追求した一品が味わえる専門店。武蔵小杉で5年営んでいたが、ゆかりのあった浅草に今年新しく店を構えた。メニューは朝から通して変わらず、干ししいたけと干し海老の旨みが凝縮された看板の「しいたけ肉粥」や「ピータン粥」「魯肉粥」など台湾風から、和だしの粥や「鶏レモン粥」(夏季限定)など創作メニューまで充実。お粥のお供に油條(中華揚げパン)を選んで、ちぎってお粥に浸して食べれば気分はお粥通だ。
かゆ’s memo
「米の甘みを感じる絶妙な旨み加減は感動もの!」(鈴木さん、以下同)。しいたけ肉粥に、小鉢2品、蒸せいろ籠、杏仁豆腐付きのBセットは1,650円。煮卵トッピング150円。
住所:東京都台東区浅草3-23-3
TEL:03-6700-9888
営業時間:9:00~15:30 、16:30~19:00(18:30LO)
定休日:月火休
席数:8席(カウンターのみ)
お粥メニューはすべてテイクアウトも可能。
2. 広尾〈FabuDine.〉
だしを変えるだけでさまざまな味を展開できるお粥の面白さに気づき、腸活アドバイザーでもある店主がはじめたお粥メインのバル。野菜ブイヨンや鶏だし、昆布・魚介だしなどさまざまなベースを使いアレンジもユニーク。グリーンカレーのお粥など試してみたい味が多数。さらに味変できる卓上調味料も豊富にあり、好みの味がきっと見つかるはず。
かゆ’s memo
「玄米と白米の真ん中の五分づき米を使っていて、白米のとろとろ感と玄米の香ばしさのいいとこ取り!」。イイダコとアスパラのお粥の朝がゆセット1,350円。
住所:東京都渋谷区広尾5-19-12 広尾テラス1F
TEL:03-6450-3020
営業時間:17:00(土8:00)~23:00(日祝8:00~17:00、朝がゆは土日祝のみ~11:00)
定休日:月火休
席数:13席
3. 谷中〈カフェ ユエ〉
東北復興支援の物産店を併設し、お店で出すメニューにも福島や宮城、岩手の食材や地元の人気店のお菓子など珍しいものも提供する。朝8時から11時までのモーニングメニューのお粥は白だしにチキンのだしを合わせたやさしい味つけ。硬めに炊いたお粥を鍋に移し、牛乳でゆっくり煮詰めて仕上げる。牛乳は会津の「べこの乳」を使うのがこだわりだ。
かゆ’s memo
「トロッとした口当たりは中華粥のようだけれどミルクのコクは洋の趣があって、添えられたお漬物にもなじむ…そんな不思議なお粥です」。お粥と飲茶715円。
住所:東京都台東区谷中6-3-12
TEL:03-6356-6008
営業時間:8:00~17:30(17:00LO、モーニングは~11:00)
定休日:月木休
席数:29席
カラフルな谷中スカッシュ(825円)も美味。
4. 築地〈築地本願寺カフェ Tsumugi〉
得意なことを「十八番(おはこ)」というのにも由来する、阿弥陀仏の18番目の願い「本願」。築地本願寺が大切にするこの数字を「18品」の朝ごはんにした、本願寺併設カフェの朝メニュー。長野県産のコシヒカリを使用した白粥、味噌汁とおかず16品がずらりとお盆に並ぶ。おかずには、築地場外市場の名店の味を楽しめる卵焼きや昆布、黒豆なども並ぶ。
かゆ’s memo
「白粥の凛々しさに自然と背筋が伸びます。小鉢を楽しむお粥はおかわり自由なのもうれしく、満足感もお墨付き! 器の下の台紙にそれぞれのメニュー名が書いてあるのも楽しい」。18品の朝ごはん(日本茶付き)2,200円。
住所:東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺インフォメーションセンター内
営業時間:8:00~18:00(朝食は~10:30)
定休日:無休
席数:82席
人気の「18品の朝ごはん」は事前予約がベター。