【鎌倉】モーニングだけじゃない。午前中が大充実するスポット8選

【鎌倉】モーニングだけじゃない。午前中が大充実するスポット8選

FOOD 2024.08.31

鎌倉の朝は早い。おいしい朝食を目掛けてわざわざやってきたからには、すぐに帰るのは野暮というもの。明日の朝ごはんを買ったり、モーニングコーヒーで休憩したり、温泉やゴルフなど朝を欲張る鎌倉のスポットを紹介します。

photo_MEGUMI, Kaori Ouchi　text_Kahoko Nishimura

1. 〈Sunrise Shack 稲村ヶ崎本店〉

朝ごはん代わりのコーヒーを飲む。

一日の初めに、体をケアする一杯を選ぼう。ハワイ・ノースショア発のこの店では、オーガニックコーヒーにグラスフェッドバターやMCTオイルなどスーパーフードを合わせたユニークなドリンクがいただける。ミルクの味わいは、ココナッツパウダーやエキストラバージンココナッツオイルを混ぜたオリジナルクリーマーによるもの。コージーなソファのある2階には海を望む大きな窓も。

2. 〈稲村ヶ崎温泉〉

爽やかな潮風と黄金の湯を浴びる。

晴れた日には海の先に富士山や江の島も望める、鎌倉唯一の天然温泉は、その褐色がかった湯色から「黄金の湯」とも呼ばれてきた。炭酸水素イオンを含む炭酸水素塩冷鉱泉には、老化や病気の元になる活性酸素の抑制、老廃物の排出による疲労回復などさまざまな効能があるという。弱アルカリ性による美肌と保湿の効果もコンディョンを整えたい朝にうれしい。さっぱりとしたら、いざ鎌倉散歩。

3. 〈Sunrays island〉

七里ヶ浜を見ながらチルアウト。

シンガーソングライターとしても活動するサーフィン好きの店主・宮崎ひとみさん。旅先のハワイで魅せられたバナナブレッドやコーンブレッドを再現し、カフェのオープン前からポップアップイベントで人気を集めてきた。オーガニック食材をメインに作る焼菓子がぎゅっと並んだショーケースから明日の朝食を選んだら、海の見えるテラスへ。ベリーやアボカドのスムージーをいただこう。

4. 〈TEMPLE〉

プラントベースのドーナツを持ち帰り。

長谷の街並みに一際目立つピンク色のカフェ。東京のカフェやアパレルブランドで働いた夫婦が今年5月にオープンさせ、まずはプラントベースのベイクから始めた。「普段のおやつにしてほしいので、材料は凝りすぎず手に取りやすいものに」と、ココナッツオイルでコクを出した生地を植物性油で揚げたドーナツは、どこか懐かしく誰もが好む味。近くモーニングも始めるといい、今後が楽しみだ。

5. 〈The HARVEST Store & Cafe KAMAKURA〉

朝ごはんに使う器を選ぶ。

テーブルウェアショップの人気店が小町にオープン。陶器市のようにぎゅっと詰まった恵比寿店とは違い、こちらはゆったりとしたディスプレイだ。オリジナルやセレクト品のほか、ここでは作家ものの器も並ぶ。さらに、店内奥に構えるカフェでは、販売する器の一部を使用。まるで料理家の自邸に招かれたような温かみのあるインテリアで、実際に自宅で使うイメージも湧きやすい。

6. 〈Pacific GOLF CLUB〉

朝日を浴びながら打ちっぱなし。

七里ヶ浜のドライブインカフェ〈Pacific DRIVE-IN〉から生まれたゴルフブランドが、練習場をオープン。最新設備を備えたネットのない開放的な打ちっぱなしでは、レッスンプロによる講座も朝から受けられる。スイングチェックだけでなく、ルールやマナーまで教えてくれるから、初心者でも安心。形から入りたいあなたは、併設のショップでおしゃれなウェアを新調するのもアリ。

7. 〈cafe & bake koto〉

隠れ家カフェで、昼前からワインを。

静かな路地裏にある小さなベイクショップ〈basic bake koto〉がカフェをオープン。焼菓子のほか、浅草の高級フレンチで修業した若きシェフが手がけるフードメニューや、それに合うナチュラルワイン、ビールやカクテルがいただける。木漏れ日が気持ちのいいテラス席で、午前中から飲むお酒は勝利の味。今日の欲張りスケジュールを完走した自分を讃たたえよう。

8. 〈Good Morning Scones Kamakura〉

甘さ控えめのスコーンを翌朝用に。

イングリッシュスタイルのスコーンを、ティータイムではなく朝ごはん用に仕上げる店。軽い食感と甘さ控えめの味付け、5㎝のセルクルで作る小さめのサイズで提供している。ひとり2つはペロリと食べられるから、常時6種ほどのフレーバーはすべて制覇したい。「鎌倉スコーン」と名付けた、しらすや鎌倉野菜などの地産食材を使うシリーズはほかにはない味わいで、お土産にぴったり。