ぐんと広がる日本酒の楽しみ方に注目! イタリアン、タイ料理…日本酒と意外な料理とのペアリングが楽しめるおすすめ店はここ!
日本酒の楽しみ方がぐんと広がるいま、イタリアンやタイ料理といった意外な料理とのペアリングに挑戦してみては?今回は、日本酒好きにおすすめしたい吉祥寺・三軒茶屋のお店をご紹介します。
1.〈Firenze Sake Tokyo〉/三軒茶屋
〝日本酒で世界をつなぐ〟を合言葉に、日本酒&イタリア料理を楽しめるバルが、酒場ひしめく〝三角地帯〟に出現。さりげなく旬の食材を生かした花房恵悟シェフによる大人のイタリア料理が、選りすぐりの日本酒と驚くほど自然に溶け合う。
「米の味を生かした新世代の日本酒は、料理との相性も幅広い」と店を切り盛りする、地元育ちの熊谷貢さん。「界隈の店ともつながっていけたら。ハシゴで気軽に寄ってください」
(Hanako1146号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Chiho Ohsawa)
2.〈ラコタ〉/吉祥寺
タイ料理と日本酒!?その意外すぎるマリアージュのきっかけは、店長の三浦剛さんがご近所の日本酒の店で出合った純米酒。「日本もタイも同じ米文化。これならタイ料理にも合う」と確信し、いまや日本酒の品ぞろえは常時30種。おすすめはどぶろくや、米の味がしっかりと楽しめる精米歩合の高い酒。味にインパクトがあるから、味が濃くスパイシーなタイ料理に驚くほどマッチする。女子にはどぶろくで作るカクテルも人気。
名物「鶏の炭火焼 ガイヤーン」(Sサイズ)450円には、岩手県の〈民宿とおの〉の「どぶろく・水もと仕込」グラス750円を。
乳酸菌が豊富などぶろくの酸味と甘味が、鶏の旨味を倍増させる。
生のハーブが鮮烈な「グリーンカレー」920円は、米の味がガツンとくる〈泉橋酒造〉の「恵 海老名耕地80%」1 合900円と。
熱燗で香りを開かせれば、カレーの力強さとさらにマッチ。
(Hanako1127号掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Chiho Ohsawa)