ただ冷たいだけじゃない! これからの時期にオススメ!こだわりアイスコーヒーが飲める都内喫茶&カフェ3軒
ジリジリと太陽に照りつけられる今日この頃。外をちょっと歩いただけでも喉の渇きが…。そんな時特に飲みたくなるのが「アイスコーヒー」。今回は、ホットの時とはまた違う美味しさのとっておきアイスコーヒーが飲めるお店をご紹介します。
1.独特の抽出方法で淹れるコーヒーとケーキは相性抜群〈Coffee 凡〉/新宿
新宿東口駅前に店を構えて30年以上。自家焙煎の芳潤な香りに包まれる店内は、1,500客を超えるアンティーク食器のコレクションが目を引く。細かく挽いた豆とよく冷やした水を合わせて、空気に触れずに冷蔵庫で保管後、ネルフィルターで一気に漉して仕上げる。
炒りたてのブラジル、コロンビア、モカの豆をブレンドし、熱を加えずに丸一日かけて作るアイスコーヒーは、豊かな風味とクリアな味わいに衝撃。有田焼などの器で供されるのも素敵。
(Hanako1150号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)
2.無農薬・自家焙煎コーヒーと、植物性素材で仕上げる料理〈自家焙煎Café ちゃんと〉/駒込
駒込富士神社前に構える喫茶店は、ちゃんとおいしくがモットー。「無農薬栽培のコーヒー豆全てに目を通し、ハンドピックで欠点豆を取り除いてから自家焙煎しています」と、マスターの田所さん。フード担当の恵津子さんは、オーガニックレストランで学んだ経験を生かし、植物性素材で作るベジタブルカレーや、卵・乳製品・砂糖を使わないおやつを提供。
カレーは火~土曜11:30~15:00限定。無農薬野菜を使った「有機トマトカレー」は、ハンドドリップのアイスコーヒーとセットで1,320円
(Hanako1150号掲載/photo : Kayoko Aoki text : Emi Suzuki)
3.昭和の空気を残す空間でいただくこだわりガトーショコラ〈ぐすたふ珈琲〉/江古田
天井まで覆うファーの壁材、ベルベットの深紅のチェア。よくぞ残っていたと感動を覚える内装は、地元では知られたスナックだったという。マスターの茅根和司さんは「喫茶文化が根付く学生街に店を出したい」と思い、江古田のこの物件に出会った。店で振る舞うのは丹念に淹れたネルドリップのコーヒー。ホテルニューオータニの〈かふぇ ぺしゃわーる〉で経験を積んだ抽出法だ。
看板はロアブレンド(中浅煎り)とケアブレンド(中深煎り)の2種各480円。ほかにドゥミタス850円など。
(Hanako1150号掲載/photo : Satoshi Nagare text : Yoko Fujimori)