【東京】カフェラバー厳選！ 今食べたい注目のカフェランチ6選

【東京】カフェラバー厳選！ 今食べたい注目のカフェランチ6選

FOOD 2024.07.24

カフェに欠かせないのが、目にも舌にもおいしいランチ。特に最近は、個性あふれる多種多様なメニューが続々と登場している。圧倒的な情報量で支持を集めるインスタグラムアカウント「カフェラバー」を運営するaiさんとmiccoさんに今食べたいトレンドカフェランチを教えてもらいました。

photo_Hikari Koki, Yuki Sonoyama　text_Uno Kawabata, Foo Shoji

@_cafelover_

aiさん、miccoさん、rinoさん、Manamiさんのカフェ好き4人からなるインスタアカウント。これまでに巡ったカフェは1,000軒以上。@_cafelover_。
aiさん…アイ／トラベラーの傍らブランドディレクションやSNS運用なども行う。@aiai0311
miccoさん…ミッコ／2児の母でもあるインスタグラマー。インテリアが趣味。@micco_29

1. 日本橋〈Parklet〉の「リコッタチーズとレモンカードのトースト」

アボカドに次ぐ新たなトーストの潮流

名物のオープンサンドに、新たに「リコッタチーズとレモンカードのトースト」（900円）が登場。定期的に変わるシーズナルな食材を使ったソースは、小麦粉と水と塩と酵母のみで発酵させたサンフランシスコ・サワードウブレッドの奥深い味わいを引き立てる。

日本橋の〈Parklet〉で食べた「リコッタチーズとレモンカードのトースト」は昼からワインを合わせたくなるような一品だったな。このトーストは、ほかでは見ない珍しい組み合わせがそそるのと、見た目がとにかくかわいい。少し前はアボカドトーストが流行ったけれど、これからはそこでしか食べられないような、シグニチャー的オープントーストが増えていきそうな予感。

2. 渋谷〈THE GREAT BURGER STAND〉の月替わりの限定バーガー

ファストフードの概念を超えた、グルメバーガー

開放的なスタンドとテラス席は、まるでカリフォルニアのよう。味・旬・インパクトを重視した月替わりの限定バーガーが一押しで、6月の「チェリーサルサバーガー」（1,700 円）は、チェリーサルサソースの辛味とバンズの甘み、ミントの爽やかさがマッチしている。

渋谷〈THE GREAT BURGERSTAND〉の限定バーガーはインパクトのあるビジュアルで、いい意味でハンバーガーのイメージを覆してくれる。〝グルメバーガー〞はここ数年のトレンドだと思うけど、中でもここは「アメリカンチェリーサルサバーガー」などのチャレンジングなマッチングにいつも惹かれるんだ。写真に収めてもすごく映えるし、今まで食べたことのないような味が体験できる。

3. 松見坂〈ANEA CAFE〉の「豚肩ロースソテーのゴルゴンゾーラソース」

ワンプレートに集まったのは、お酒に合う逸品ばかり

都内に6店舗を展開する人気カフェの松見坂店。ランチは週替わり。「豚肩ロースソテーのゴルゴンゾーラソース」（1,100 円）は化学調味料を使わず、豚肉や野菜の本来の味わいを引き出している。お酒のお供にもなる、旨味強めの味付けも特徴。ライスは雑穀米でヘルシーに。

スープやサラダって家でも作ることができるメニューだけれど、より食材や見た目に凝ったものが、非日常的空間で食べられるのはカフェの魅力だと思う。そういう意味で、家でなかなか味わえないのは、松見坂〈ANEA CAFE〉のライスプレートかな。毎週プレートの中身がガラリと変わるから、何度行っても楽しいし、毎回お酒に合うものが出てくるのがうれしいんだよね。気になっているのは「豚肩ロースソテーのゴルゴンゾーラソース」。お酒が進みそうだよね。

4. 広尾〈DAY & NIGHT〉の「月替わりのスープ」

野菜を丸ごと使ったスープで、身も心も温かく

〈Burger Mania〉が運営する、月替わりのサンドウィッチとスープのお店。6月のテーマはメキシカンで、伝統的なコーンスープ「ポソレ」をイメージした一皿を提供する。パクチーやスパイスのエスニックな味わいが、初夏の暑さを吹き飛ばしてくれそう。890円。

素材にこだわったスープを出すお店が増えているのかも。具だくさんでゴロゴロしているよりも、しっかり煮込まれていて、野菜の旨味が凝縮されたもの。この頃、健康や美容面で食生活に気を付けている人も多いから、野菜が丸ごと摂取できて、体を温めることもできるスープが人気なのかな。広尾の〈DAY & NIGHT〉はクラムチャウダーがおいしかったから、具材が毎月変わって季節感があるスープメニューも頼んでみたいんだよね。

5. 代々木上原〈餃子カフェ FIL#〉の「4種の餃子定食」

コーヒーに中華！？ アレンジの効いた新たな組み合わせ

ユニークな餃子が食べられる「4 種の餃子定食」（900円）。皮にコーヒー、餡にコーヒーゼリーを使った「ギョーフィー」は、香ばしさがプラスされ重厚感のある味わいに。その他、プレーン、ジンジャー、ソイミートの個性豊かな餃子を食べ比べできて大満足。

私が最近見つけてびっくりしたのは、代々木上原〈餃子カフェFIL#〉の「ギョーフィー」。一見普通の餃子なんだけど、餡にコーヒーゼリーが入っていて、これがなんとコーヒーにマッチするらしいの。シェフは宇都宮で修業をしていた経験があって、コーヒーに合う、本格的な餃子が食べられるらしいので、ぜひ今度食べてみたいな。

6. 目黒〈wellk〉の「リヨン風サラダ」

野菜本来のおいしさが主役のヘルシーサラダ

一体感のあるオープンキッチンで作り出すメニューの中でも人気なのが、ドリンクとプチパン付きの「リヨン風サラダ」のセット（1,850 円）。肉厚なベーコンや紫キャベツの酢漬けなどの具材の旨味を活かすために、味付けはオリーブオイルやワインビネガーで控えめに。

ヘルシー思考といえば、肉や魚じゃなくてサラダをメインにするお店も増えていると思う。中でも私の一押しは、目黒〈wellk〉の「リヨン風サラダ」。山盛りの野菜と、ゆで卵や自家製のベーコン、紫キャベツのマリネが盛られていて、これだけで大満足のボリューム。一皿でタンパク質やビタミンなどたくさんの栄養が摂れるのも、うれしいポイント。