ひとりでゆったり味わう朝食を。 歴史ある純喫茶でモーニング!レトロな空間で美味しい朝食メニューを楽しめる、有楽町の喫茶店まとめ。
早起きしたら有楽町へモーニングを食べに行こう。歴史ある店内で親しまれてきた美味しいパンのモーニングを楽しめる純喫茶を3店ご紹介。朝からひとりの贅沢時間で、余裕ある1日のスタートを。
1.変わらぬ味で愛され続けて50年。ランチタイムの人気メニュー。〈café 紅鹿舎〉
ランチセットのグラタンは昭和40年代から続くロングセラー。具材には水煮のあさりを使い、貝のダシでソースの旨みをグッと高めている。セットのスウィートパンはパン屋に特注する店のオリジナルで、やさしくほのかな甘さが特徴。サラダやゆで玉子も付いてボリュームも充実、大満足のおいしさに人気の理由がうかがえる。
チーズをたっぷりのせて香ばしく。ランチ(11:00~14:00)メニュー。サラダ、玉子、ドリンク付き。
ランチのドリンクはコーヒー、紅茶、豆乳カフェオーレなどから選択可能。
(Hanako1130号P73掲載/photo:Kanako Nakamura text:Kimiko Yamada)
2.40年以上変わらず純喫茶好きの心を掴んで離さない。〈純喫茶ローヤル〉
サクサクの焼け具合の分厚いトーストにゆで卵、ドレッシングがかかったサラダが添えられたちょうどいいモーニングは、押し付けがま東しくなく付かず離れずの距離感を保ってくれるウェイターさんと同じぐらい程よい感じが心地いい。
落ち着いた色合いのベルベットの椅子と太い仕切りのロープ、天井のあちこちに飾られた照明や鏡がレトロな雰囲気を醸し出し、ここの特徴ともいえる渋めのウェイターさんがさっとオーダーを受けに来てくれる。
この店はまるで時間の流れがほかと違うようで、リアルな昭和の雰囲気そのものだ。喫煙もOKなのでモクモクとタバコをふかしながら
新聞を大きく広げるサラリーマンの姿も所々に見えて、それがまた昭和感を醸し出す。
(HAnako1153号P148掲載/photo : Shinji Serizawa (P.148), Megumi Uchiyama (149 P.149) text : Masako Serizawa)
3.コンパクトな店内とリーズナブルなメニューが魅力。〈阿蘇〉
しっかりした厚さのこんがり焼いたトースト350円(モーニングは400円、各税込)とコーヒーは安定の味。あんみつなどの甘味も人気メニュー。
長いのれんをくぐると、カウンターだけの店内はアットホームな雰囲気が心地いい。
(HAnako1153号P149掲載/photo : Shinji Serizawa (P.148), Megumi Uchiyama (149 P.149) text : Masako Serizawa)