リピート間違いなし。 爽やかな酸味と風味がたまらない!レモンを使った絶品グルメを楽しめるお店4軒
不動の人気を誇るレモンサワーをはじめ、レモンを使ったスイーツやグルメは、その爽やかな風味で多くの人を虜にしています。今回はその中でもとっておきの4品をご紹介します。これからの暑い季節にもぴったり。
1.毎日食べたい愛すべきレモンケーキ〈POMPON CAKES BLVD.〉/鎌倉
かつて鎌倉駅界隈に出没し、自転車で手作りケーキを販売していた〈ポンポンケークス〉。作り手の立道嶺央(たてみちれお)さんが2015年春に開いた実店舗は、駅からバスで約15分という場所にある。それは鎌倉っ子である立道さんが“日常に寄り添う店”を作りたかったから。「オーガニックでジャンキー」という精神はそのままに、現在は立道さんの味の原点でもある、お菓子研究家のお母様と厨房に立つ。
お皿はイギリスのヴィンテージのもの。レモンチーズパイなど8種類ほどの定番は、どれも飾らず、しみじみとおいしい。地元の常連客が挨拶を交わす空間で、ドリップコーヒーとともにパイを頬張る幸福感は、ここまで足を運ぶからこそ味わえる。
(Hanko1135号/photo : Kaoru Yamada text : Yoko Fujimori)
2.どんなに先でも待つ価値大のイタリアン〈MESEBABA〉/亀戸
8ヶ月先まで予約の取れないイタリアンは、こんなところに!? という路地の奥にある。外にテーブル席があるのだが、外を希望する人もいるとか。なにしろ、8席しかない。でも、待つ価値大。髙山大シェフの料理にはイタリアへの愛とリスペクトが詰まっている。決して「イタリア風」ではなく、イタリアの味そのまんま。そして超シンプル。
その見た目とは裏腹に、レモンの酸味とチーズがマッチして、きりなく食べられそう。一見、素朴だが、一口食べたら、計算され尽くした洗練の味わいに、心の底からというか、おなかの底から、「うわっ、おいしい」と思える。頭で感じてるんじゃない。体がちゃんと素直に反応するのだ。
(Hanako 1123号掲載/photo:Norio Kidera, text:Michiko Watanabe(MESEBABA, Cignale ENOTECA)edit & text:Hiroko Yabuki)
3.柑橘が香るパンナコッタ。 キャラメリゼしてパリパリ食感に。〈THE THEATRE TABLE〉/渋谷
〈アロマフレスカ〉の原田慎次シェフ監修のフードとスイーツがそろうこちらのお店。店内は大人シックな装い。
オレンジやレモンなどの柑橘系の酸味を生かしたパンナコッタに、ほろ苦いキャラメルソースがたっぷり。キャラメリゼした表面のパリッとした食感も楽しい。
〈THE THEATRE TABLE〉
■東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ11階
■03-3486-8411
■11:30~23:00LO
■172席/禁煙
(Hanako1152号掲載/photo : Michi Murakami text & edit : Emi Suzuki)
2.アルコールもレモンも2倍以上〈ホルモン青木〉/亀戸
休日は長い行列ができる、亀戸の人気ホルモン焼き店。
人気のレモンサワーはジョッキに焼酎とレモンを搾って一晩凍らせ、提供時に再びレモンと焼酎、炭酸を加える超爽快系。アルコールが高いうえ、溶けても味が薄まらず、肉の供に最適な一杯。450円
(Hanako1121号掲載:photo:Kenya Abe, Motokazu Hara text:Koji Okano edit:Kei Sasaki)