これが本当の“酒の肴”! 日本酒をぐいっといきたい!鮮度自慢のお刺身がおすすめの都内酒場3軒
日中の温まった空気が夜まで残って蒸し暑い…そんな日飲む冷えた日本酒はたまりません!そしてそのおつまみに外せないのはやっぱりお刺身。これからの季節にぴったり!冷えた日本酒に抜群に合う新鮮な魚が味わえる店を3軒ご紹介します。
1.お隣は鮮魚店。谷中のシーフード・パラダイス!〈魚貝三昧 彬〉/千駄木
鮮魚店〈山長〉店主の弟さんが営む店。そのため新鮮な魚介類が、リーズナブルなお値段でいただけるのだ。インバウンダー人気は3年連続ミシュラン掲載という実績を見てもお墨付き。今や東京を代表する観光スポット、谷中銀座からすぐというロケーションも魅力。建物は長屋で基礎は昭和を通り越して大正時代の創業時のまま。
右から秋刀魚の焼きおにぎり980円、刺身盛り合わせ(4人前)3,800円、マグロのカマ2,000円。
鍋コースは1人前3,000円~。
(Hanako1146号P63掲載/photo : Michi Murakami, Yoko Tajiri)
2.鹿児島から直送される美味い魚が売り!〈うろこ雲〉/世田谷
2016年に開店し、もうすぐ1年を迎える。「築地よりいい魚で安くてうまい」と店主の稲村卓也さんが惚れ込んだ鹿児島から直送される新鮮な魚が売り。刺身のほか、焼き、揚げ、煮付けなどで楽しめる。マヨネーズやベーコン、煎り酒なども自家製。器は波佐見焼ややちむんなど、随所に店主のセンスが光る。
一人客も多いため、メニューによって半人前に減らせるのもうれしい限り。刺身盛合せは一人前1,400円、4種のモツを使った自家製牛モツ煮込み650円(各税込)もオススメ。
(Hanako1163号P98掲載/photo : Ikuko Yamada, Yutaro Tagawa, Jiro Fujita illustration : Taku Bannaitext : Kayo Yabushita, Makoto Tozuka, Rio Hirai)
3.能登の鮮魚、北陸の肴を極めたオトナ系立ち飲みで日本酒を学ぶ。 〈日本酒 室 MURO〉/浜松町
浜松町のオフィス街のビジネスマンが吸い込まれていくここは、知る人ぞ知る日本酒専門店。奥能登の漁港から直送された鮮度抜群の船上〆鮮魚が味わえる。北陸の生産者と飲み手をつなぐことをコンセプトとし、北陸地方の蔵から直接届く酒を常時約40種取り扱う。お燗だけでもぬる燗から香りが強まる55度以上のとびきり燗まで料理に合わせて温度を調節。
空港からのアクセスもよく出張のたびに立ち寄る常連も。漁師さんのいかの塩辛390円、ブルーチーズとマスカットの白和え420円などの肴をつつきながら一献。
北陸の漁港から直送された鮮度抜群のお造り盛り合わせは2~3人前1,680円~。
photo : Mao Yamamoto text : Noriko Maniwa