大銀座から始まる東京小旅行
#噂の新店 浜崎 龍さんの「銀座最先端美味」
FOOD 2022.04.12
グルメアプリ「TERIYAKI」を主宰し、全国のレストランに足を運ぶ浜崎龍さんが今、銀座で注目する店とは?高級鮨やフレンチだけではない、銀座グルメの多様性に注目。
「銀座はきらびやかさが目立ちますが、個人的には老舗と最先端が交ざり合う、多様性が魅力の街だと思います」と浜崎龍さん。職業柄、カジュアルな店からドレスコードが必要な店まで幅広く銀座を食べ歩く彼は、なんと年間で1,500軒ものお店を訪れたという強靭な胃袋の持ち主。「基本的にはテリヤキスト(アプリの寄稿者)を筆頭にした食べ歩きの達人たちからの情報や紹介、また飲食店の方々からのオススメを聞いて伺うことが多いです」と、プロならではのお店選びで、ハズれのない外食ライフを送っている。
そんな彼が今春注目する銀座の新店は、個性的な肉料理を提供する2軒。「〈やまもと食堂(仮)〉は、高級フレンチで腕を振るっていたシェフがカウンターでひとり、ユニークな料理をアラカルトで提供しているのが面白い。〈銀座 ホワイトクラウン〉は独自肥育の豚の状態を見ながら、揚げたてが運ばれるショートコースのとんかつ店。気取らないけど贅沢。ここに今どきの銀座らしさがあります」
やまもと食堂(仮) ぎんざ
〈ハイアット セントリック 銀座 東京〉などのホテルや高級フレンチ出身の山本真史シェフが独創的な料理を提供するカウンター店。前菜8種盛り合わせ(2名分)3,000円〜。「フォアグラのマリネ さつまいものクレープ」1,320円。
銀座 WHITE CROWN(ホワイトクラウン) とんかつ
特殊な技術で作る自然熟成還元水を飲ませて育てたホワイトクラウンという豚は、驚くほど肉が柔らかいのが特徴。その日一番おいしい3つの部位を漬物、汁物、ご飯、キャベツ、デザートのショートコースで楽しめる。