喫茶の定番人気メニュー！ カレー、ハヤシライスが名物！喫茶店ひしめく【本郷エリア】の名店喫茶とは？

前身は昭和27年創業の画廊喫茶。昭和54年に正門前に移転し、現在の形に。漆喰の壁、木彫りのテーブルに囲まれた居心地の良い空間で、ほとんどの人が注文するのが「セイロン風カレーライス」。

さらりとした中にコクがあり、4種類の香辛料を使っているため、ほどよくスパイシー。30年以上前からある「ワインゼリー」も人気。

ロゼワインの淡いピンク色がキレイ。

昭和初期に流行った建築様式のハイカラな外観。

東大病院に見舞いに訪れる人のために果物を販売していた、大正3年創業の青果店が営む。青果店は閉店したため、フルーツメニューは少なくなったが、今もカレーやフレッシュジュースが味わえる喫茶店として人気を集める。

小麦粉から炒めて、香味野菜をたっぷりと煮込んだお手製。

市松模様の床が広がる店内は、昭和9年製のレジスターなど、往時を偲ばせるものであふれる。

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（Hanako1150号掲載／photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki）