丁寧な手仕事を堪能できる。 【京都】右京区にあるおしゃれカフェ&喫茶店6選。カフェ巡りのプロがおすすめ!
京都の中でも人気のある右京区。今回は、京都在住のインスタグラマー・きょんさんがおすすめする、老舗喫茶店から新店まで注目のカフェ&喫茶店をご紹介します。
1.〈サンビーム〉
眩いくらいにまで空間を照らす自然光。どの席に座っても瑞々しさを感じられます。
朝食や軽食に嬉しいサイズ感のトースト「リンゴトーストセット」。添えられた自家製リンゴジャムは、果肉の食感をしっかりと残しつつもトロっとした舌触りが特徴的。使用するリンゴは、長野県飯綱町で採れたものを使用するというこだわりが。別添えにしてくださっているので、トーストと併せて食べることはもちろん、素材の旨味を知るためにジャムだけ味わうというのも◎
珈琲はネルドリップで提供。雑味のない苦味とコクのバランスが取れた一杯は、普段紅茶と合わせて食べることが多いスコーンと合わせても相性good。紅茶はダージリン(hot)とアールグレイ(cold)の二種類が揃います。こだわりを貫いた自家製メニュー。オリジナルカップにオリジナルブレンド。そして、座った席から見ることができる、ここならではな自然美溢れる光景。どう表現することが適切か、言葉をいろいろと探してみたけれど、”素敵"という一言しか見つかりませんでした。
〈サンビーム〉
■京都府京都市右京区西京極新明町21
■8:00 ~ 16:00 月火休・日不定休
2.〈コーヒーショップヤマモト〉
嵯峨嵐山駅からほど近い場所で、昭和の時代から50年以上営まれている自家焙煎珈琲専門店〈コーヒーショップヤマモト〉。観光地でありながらも、ざわつきを感じさせないローカル感と、20世紀らしい渋さに包まれたレトロ感が相まって、初めて訪れた人であっても、そんなことを全く感じさせない親近感を覚える一軒です。
赤みを帯びた和牛の肉感に、心惹かれる喫茶グルメ。ふわっときて、さくっときて、じわ〜っと風味が押し寄せてきて…最後に口の中で和牛のポテンシャルを一気に解放!噛み締めるたびに溢れる濃厚な味わいは、専門店さながらの美味しさ。4カット目を食べる終わる頃、どうにも切なくなってしまいます。
朝は7時から開店しており、11時までの間はモーニング営業もされているので、嵐山散策をする際は少しばかり早く行動して、まずは地元で愛される喫茶店で一息ついてみてはいかがでしょうか。地元の方が憩うこの場所で朝の一杯をいただけば、ゆったりとした一日のスタートを切ることができますよ。
〈コーヒーショップヤマモト〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町9-7
■075-871-4454
■7:00 ~ 19:00 木休
3.〈TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店(ティールーム キキ)〉
郵便局として愛されてきた歴史を持つ建物をリノベーションし、紅茶とスコーンの専門店としての道を歩み始めた〈TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店〉。抜け感のある開放的な空間、ほっとするような木の温もり、そして、時を経た味わい深い空気感とが混じり合い、"ゆっくり過ごしたい場所"へと昇華させたノスタルジックなティールームです。お店があるのは、嵐電嵯峨駅から徒歩約1分の場所。一階、二階、それぞれ違った表情を見せる空間。計算された空間美に惚れ惚れ。
〈TEA ROOM KIKI〉の真骨頂といえば、「amsu tea(アムシュティー)」の紅茶をティーフリーで楽しめるサービス。注がれる紅茶はその都度異なるため、毎回違った茶葉との出会いを楽しめるのも魅力の一つ。ティーフリーはクリームティーだけでなく、カレーなどのメニューでもセットとして提供されます。
自家製のスコーンを抹茶のミルクジャム&クロテッドクリームとともに味わえる、京都・嵐山限定メニュー。ジャムに使用される抹茶は宇治抹茶で、抹茶特有の旨味が絶妙に反映されており、スコーンとも好相性。紅茶のエッセンスを取り入れたカレーメニューもあり。「KIKI's ビーガンキーマ」は、ダージリンと共に炊き上げたごはんに大豆ミートのキーマカレーを合わせたもの。
ここで出会った紅茶やスコーンなどは、店頭にて購入することが可能。それを知って一安心したというか、ティーフリーの途中"この茶葉好きだ!"と思って運命を感じても、次いつ会えるか分からないとなると遣る瀬無いですもんね...!ティータイムの続きは、ぜひご自宅で。
〈TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店(ティールーム キキ)〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町1-1
■10:00〜18:00(L.O.17:00)不定休
4.〈eX cafe 京都嵐山本店(イクスカフェ)〉
約400 m2 もの日本庭園を有する嵐山にある旧邸宅をリノベーションした和カフェ。個性的なお店やグルメが数多くある嵐山の中でも、この場所、この空間、ここだからこそ食べたいメニューたちを求めて、連日多くの方が国内外から訪れています。左へ進むと靴を脱いでくつろげる座敷も。
まさか、カフェで七輪を使うことのできる日が来るなんて…。しかも、自分でお団子を焼くという体験型メニューとして。しっかりと、やんわりと、などなど自分好みで焼き加減を調整できるので、せっかく6つあるお団子、どれくらい焼くのがマイベストなのかを発見してみて!また、タレやあんこも添えられているので、絡めていただくとはんなり度もUP。
〈eX cafe 京都嵐山本店〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35-3
■10:00〜18:00(17:30 L.O)不定休
■@excafe_official
5.〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉
東京・表参道に本店を持ち、今年で10周年を迎えた〈パンとエスプレッソと〉が、京都では初となる新店舗を令和元年7月7日にオープン。場所は、京都有数の観光地と知られる嵐山。京都府指定有形文化財である「旧小林家住宅」を改装した空間は、当時の面影を随所に感じる厳かで洗練された雰囲気に満ちています。
14時から提供がスタートする嵐山庭園限定メニュー。抹茶特有の深みある味わいと、優しい甘みを放つフワトロ食感のフレンチトーストとの味覚コントラストは、口内全域にしっかりと残る余韻と奥ゆかしさを演出。なかなかの厚みでありながら、フォークとナイフをノンストップで動かし続けちゃうほどグッドテイスト!濃厚な抹茶シロップが別添えされているので、さらなる抹茶感をお求めの方はぜひ追い抹茶を!
「ブランティーセット(松)」も同じく嵐山庭園のみで提供されるランチメニュー。「松・竹・梅」の3種類から選ぶことができ、こちらはボリュームたっぷりブランティーセット「松」。下段には種類さまざまな自家製パンが並び、上段にはキッシュや生ハム、フルーツサンドにカヌレなどなど、デリからオヤツまで全てが揃うという充実度。まさに"ブランティー”!
畳あり、縁側あり、庭園あり。古き良き日本の魅力を結晶化したような場所で過ごすカフェ時間の尊さは、ここだけでしか体験できないと言っても過言ではないと思います。朝8時からオープンするということもあって、嵐山トリップの朝食ポイントとしても重宝しそう。あまりの心地よさに眠気を誘われてゴロゴロしたくなっちゃうかもですが、そこは我慢を…!
〈パンとエスプレッソと嵐山庭園〉
■京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45-15
■8:00 ~ 18:00 無休
■@bread.espresso.and.arashiyama
6.〈CHAVATY 京都嵐山店〉
東京・表参道にあるティーラテ専門店〈CHAVATY〉が、京都屈指の観光地・嵐山に2019年7月ニューオープン。ティーラテに使用する茶葉は、抹茶、ほうじ茶、世界三大銘茶の一つであるウバの3種類のフレーバーから選ぶことができ、見た目の可愛さの裏に秘められた”本物志向”のこだわりは、飲む人だけでなく、茶葉たちもまた歓喜するであろう味わいを引き出しています。
香ばしい薫りが鼻腔をくすぐるほうじ茶の「ホットティーラテ」は、まず茶葉から煮出すところからスタート。肝となるこだわり抜かれたミルクのコクとアカシアはちみつの甘みと相まって、ほうじ茶の香ばしさを残しつつ、円みのある心地よい味わいに。気温が低くなるこれからの季節、芯から温もりを得たいのならば、この一杯がおすすめ。飲んだ後の体感温度もぐんっと上昇!
〈CHAVATY 京都嵐山店〉
■京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地朝乃家内
■10:00~19:00 無休
■Instagram:@chavaty_japan