味と縁の広がりを求めて 安い、早いだけじゃない。美食家も納得の【進化系立ち飲み】おすすめ店3選!
厳選した素材、洗練された味を堪能できる「美食立ち飲み」が急増中。選択肢も広がり、入りやすくなった注目の美食立ち飲みをシーン、目的に合わせてご紹介!
1.肉の丸焼きを囲み盛り上がる〈あつあつ リ・カーリカ〉/学芸大学
学芸大学の人気店〈オステリアバル リ・カーリカ〉の3号店としてオープンし、すぐさま話題に。肉の塊を切り出す瞬間がステージのハイライト。調理場と席が近く熱気が伝わってくる。
開店直後から満席になる予約困難な店なので、そのあとを狙っての立ち飲みスペースもにぎわう。前菜をつまみながら待つ間に席が空き、メインをじっくり味わえるという寸法。
ブリとかぶのカルパッチョ700円とレバーのコンフィ300円。
ビールを自分で取り出すセルフなのも立ち飲みらしい。レモンとモッツアレラのスパゲティ1,400円にはレモン風味のビールで爽やかに。
2.ほっこり系レトロ立ち飲み〈しゃけスタンド〉/代田橋
誰かの実家におじゃましたような、なんとも言えないほっこり感。やさしい空気に包まれた立ち飲み。〈しゃけ小島〉の系列で、絶品の焼きしゃけや鮭つみれのおでんなどのしゃけメニューが味わえる。
ハムエッグ290円、揚げウインナー290円などなんだか懐かしくなるような家庭料理も充実。焼きたて、つくりたての手づくりのお料理に心もほぐれる。
締めの名物は、鮭の切り身や頭がそのまま入ったしゃけカレー1,000円はインパクト大。ハーフサイズ(600円)もあるので、これだけを目的に来る常連さんも多いのだとか。レモンサワー430円との相性もよし。
3.名古屋の名店が東京に初上陸〈鶏だしおでん さもん〉/中目黒
東横線中目黒駅の高架下に700メートルにわたり個性的な店が連なる中に、名古屋おでんの名店が初上陸。深夜3時まで営業しているので、最後の一軒としても最適。
じわっと鶏だしがしみ込んだ大根や名古屋コーチンの半熟卵など芯から温まりそうなおでんが並ぶ。手羽先やぼんじりなどの鶏串おでんはコラーゲンがしみだして、さらに濃厚なだしに。
右から大根280円、ねぎ薩摩げ290円、はんぺん250円(各税込)。トマトや水菜、車麩などの珍しい具材も。締めにはおでんだしをかけたおでんやの名古屋コーチン卵かけごはん680円(税込)をどうぞ。
(Hanako1146号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Noriko Maniwa)