2021年を代表するパティスリー。 新感覚のショートケーキも!スイーツマニアの注目を集めるパティスリー〈Pâtisserie ease〉へ。
2020年にオープンした〈Pâtisserie ease〉、〈INFINI depuis 2020〉は、東京を代表するパティスリーとしてスイーツファンの注目をさらった。激戦区・銀座では〈Pâtisserie Camélia Ginza〉が街の顔として成長しつつある。今回はその中から〈Pâtisserie ease〉をご紹介します。9月17日(金)発売Hanako特別編集『ケーキ、焼き菓子、おやつを買いに。』よりお届け。
スタイリッシュな空間に映える、パティシエとケーキの佇まい。
日本橋兜町は金融街として知られてきたが、今この地を訪れる人々の目当ては、〈Pâtisserie ease〉。オープンキッチンは売り場から一段上がったステージのようで、パティシエの働く姿がライブ感たっぷり。店内には、焼菓子やフルーツの芳しい香りが漂っていく。大山恵介シェフは、仕入れた素材の性格に合わせてその場でレシピを考えることが少なくない。まるで和食割烹の料理人だ。たとえば、酸味のあるメキシコ産マンゴーは生クリームと好相性。
この日は「完熟マンゴーのショートケーキ」に仕立てられた。さらに、味を変化させるソースを別添え。「レストランの経験から、お客さんの目の前でスイーツを完成させる楽しさを知っています。テイクアウトでも同じような体験を提供したいんです」と大山さん。店頭でのワクワク感は、持ち帰ってケーキを食べる瞬間まで続く。
左・いちごと山葵のショートケーキ
レストラン出身の新世代シェフらしい、これまでにない新感覚のショートケーキ。軽やかなクリームにかすかなワサビの香り。
中・タルトキャラメル
ドライフルーツとナッツがザクザクと盛られた、香り高いビターキャラメルのタルト。シャンティーの形がスタイリッシュ。
右・サングリア
ブラッドオレンジと赤ワインで作る大人のムース。自立していられるギリギリの固さで、口どけの儚さ、繊細さに驚かされる。
※選ばれた作品は季節限定品。
〈Pâtisserie ease(パティスリー イーズ)〉
フランスでのレストラン修業後、千駄ヶ谷〈シンシア〉のシェフパティシエを経て独立した大山恵介さん。待望の自店を2020年7月にグランドオープンさせた。ジュエリーのように美しくディスプレイされたプチガトー、パッケージデザインも素敵な焼菓子が並べられている。カフェも併設。
■東京都中央区日本橋兜町9-1
■03-6231-1681
■11:00~19:00(カフェは17:30LO)水休
■7席