世界屈指の名店出身シェフが手がける、シンガポールで話題のレストラン 【シンガポール】世界遺産、未来型ガーデンのレストランで極上グルメを堪能!
緑豊かなシンガポールの人気観光スポットといえば、世界遺産〈シンガポール植物園〉と未来型ガーデン〈ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ〉。そんな2大植物園では、世界屈指の名店出身シェフによる極上グルメも楽しめるんです!そんなシンガポール旅行で是非訪れたい、話題のレストランをご紹介。
1.〈シンガポール植物園〉内にある〈コーナーハウス〉
〈シンガポール植物園〉にある〈コーナーハウス〉は〝ガストロノミー・オブ・ボタニカル〞をテーマにしたミシュラン一ツ星のレストラン。
植物学者のE・J・H・コーナーの邸宅をレストランに。歴史的建造物に指定。
香港の〈ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション〉で経験を積んだシェフのジェイソン・タンが作るのは自然への敬意があふれる独創的な料理。
ローストオニオンの中には温泉卵とトリュフが。オニオンティーも登場(料理は268ドルのディナーコースの一例)。
ひとつの食材をさまざまな調理法やプレゼンテーションで提供する。緑に囲まれた邸宅で過ごすおいしい時間が心を癒してくれる。
〈コーナーハウス〉シェフ ジェイソン・タン
「子供のころ、食べていたものを思い出して考案したメニューを提供しています。それを個性として打ち出せたらいいですね」
〈Corner House〉
3年前にリノベーションを経て“ガストロノミー・オブ・ボタニカル”がテーマのレストランとしてオープン。料理はコースのみでディナーは4種。予約は1カ月前から受付。
■1 Cluny Rd. Singapore Botanic Gardens
■6469-1000
■12:00~15:00、18:30~23:00(日のランチは11:30~) 月休
■60席/禁煙
2.〈ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ〉内にある〈ポーレン〉
近未来的なガーデン。50メートルもある「スーパー・ツリー」が目印。
世界の植物とオブジェが融合。
今やすっかりシンガポールのシンボリック的存在となったスーパー・ツリーを擁する〈ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ〉のフラワードーム内には、アイデアフルなイタリアンレストラン〈ポーレン〉が。植物のほか、世界各国のアーティストが制作した作品が各所に展示されている未来型植物園とあって、美しい料理の盛りつけにもシェフ独自の感性が宿る。
レストラン内にも植物が。サーモンのソテーの盛りつけも美しい。
16種のハーブと野菜のサラダ。共にテイスティング・メニュー(155ドル)より。
ガーデン内は南国らしく鮮やかな色彩の植物が多い。
〈POLLEN〉
新名所〈ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ〉のドーム内にあるレストラン。1階はレストラン、2階はカフェの構成。シェフは長年〈ゴードン・ラムゼイ〉で働いた経験が。店内でも植物がポイントに。
■18 Marina Gardens Drive #01-09
■6604-9988
■12:00~15:00、18:00~22:00(レストラン) 火休
■120席
(Hanako1140号掲載/photo : Sakiko Nomura Kenya Abe text : Keiko Kodera)