インスタグラマーきょんさん ~カフェノハナシ in KYOTO〜 【京都】丁寧に淹れられた珈琲と、おいしいスイーツ。地下にある喫茶店〈生きている珈琲〉へ。
いつもどこかのカフェで過ごしているという、インスタグラマーきょんさんが、京都のカフェ&喫茶店をご案内。そこで見つけた「ここにきたらぜひオーダーしたい一皿!」を、ピックアップ。今回は、〈生きている珈琲〉を訪れました。
京都を訪れる際、高い割合で四条河原町と四条烏丸の間を歩いて通るのですが、その際いつも目に飛び込んでくる「生きている珈琲」というアイキャッチな字面が気にはなっていて。改めて詳しく調べてみると、フレーズではなく「生きている珈琲」そのものが珈琲専門店の店名だと知り、いよいよ足を踏み入れてみることにしました。
お店があるのは地下。どんな世界が待っているのかドキドキです。店内は地階とは思えないほど広々と。分煙もばっちり。
珈琲も鮮度が命。
メニュー表の珈琲欄を見ると、バランス系、苦味系、酸味系などさまざまな珈琲の特徴が記載されているのですが、その中に「?系珈琲」というキャッチーな文字を発見。"珈琲界、最大のミステリー"という言葉が添えられた「コピ・ルアック」という珈琲豆、実はジャコウネコという動物のフンから採れた豆なのです。字面だけを見るとなかなかにインパクトですが、もちろんフンをそのまま抽出しているわけではないのでご安心を。一から説明すると長くなってしまうのでここでは割愛しますが、ぜひお店でその詳細を知り、そして体験いただきたい。チョコレートやマカデミアナッツのような特有のフレーバー然り、いろんな意味で衝撃を受けますよきっと。
しっとり、もちもち、ふわっふわという三拍子が見事に揃ったひんやりスイーツ"オムレット"。スポンジ生地の優しい食感とクリーミーでマイルドな風味は温かい珈琲と格別に合いますよーっ!
商品名からして珈琲に合うこと間違いなしのクッキーは4つセットで350円。スノーボールのような形状をしており、風味はもちろんですが、それ以上に口の中でほどけていく感覚が個人的には"珈琲によく合うな〜"ともっとも感じた瞬間でした。
「生きている珈琲」という個性的な表現に誘われて訪れてみたわけですが、決して奇を衒って付けられた店名ではないということは、丁寧に淹れられた珈琲を通してすぐにわかりました。むしろ、その味わいに触れることで、苦味や雑味といったものを感じさせないその一杯に「生きている」という意味を知れたような気がします。
〈生きている珈琲〉
■京都府京都市下京区立売東町24 みのや四条ビル B1F
■10:00〜19:00 不定休 ※感染症対策の一環で変更の可能性あり