ときめく！スイーツ大賞【2021年後半】 芸術品のような個性派パフェ4選！20名を超えるスイーツ賢者たちがセレクト。

まるでグラスの中に浮いているように見えるのは、マンゴーのクリームとソルベが詰まったバシュラン。下層から、ラム酒に浸したしっとりとしたババやマンゴー、爽やかな味わいのココナッツのソルベなどを重ねている。「人気のバシュランとパフェを同時に味わえるのが魅力的な、まるで芸術品のように美しい一品」（松本さん）。3,163円。

〈フォーシーズンズホテル東京大手町〉
■東京都千代田区大手町1-2-1 39F THE LOUNGE
■03-6810-0655
■11：00～19：00（18：00LO）無休
■64席

【審査員コメント】
・「スパイスの使い方が絶妙な一品！（下井美奈子）」
・「口に運ぶたびに現れる異なる味わいに驚きの連続（松本由紀子）」

薔薇をミルクに漬け込み、さらに天然のローズウォーターも加えた薔薇のブランマンジェをパフェのトップに置くことで、薔薇の香りを存分に感じられる。「農薬不使用の香り高いエディブルローズと、北海道産の有機栽培の赤ルバーブを使った、口中がバラの香りに包まれるパフェ」（平岩さん）。2,420円。

〈EMMÉ（エンメ）〉
■東京都渋谷区渋谷2-3-19 ローゼ青山ビル1F
■03-6452-6167
■12：00～16：00（15：30LO）、17：00～2：00　不定休
■23席

【審査員コメント】
・「エディブルローズの香りの高さに感動！（平岩理緒）」
・「みずみずしく可憐、世にも美しい香るパフェ（chico）」

メロンを約1/4玉使った、〈果房 メロンとロマン〉のパフェ史上最も贅沢なパフェ。きゅっとすっぱいレモンのグラニテ、さわやかな甘さのレモンケーキ、糖蜜レモンとメロンの組み合わせが夏を感じさせてくれる。「旬に合わせて選ばれたさまざまなメロンの風味を楽しめ、贅沢なひと時を味わえる」（村田さん）。2,800円。

〈果房 メロンとロマン〉
■東京都新宿区神楽坂3-6-92
■03-6280-7020
■11：30～18：30（16：30LO）無休
■10席

【審査員コメント】
・「デコレーションもキュートで死角がない究極のパフェ（村田倫子）」

7月限定のパフェの主役は沖縄県産のマンゴーを使った一品。フロマージュブランとグリーンペッパーのジェラートの辛さがピリッと効いており、ほかの材料と食べ合わせるとちょうどよい味わいになる。「季節のフルーツを生かしつつ、食感、味、風味と全体のバランスが計算され尽くしていて脱帽」（小野寺さん）。1,680円。

〈BIEN-ÊTRE PÂTISSERIE（パティスリー ビヤンネートル）〉
■東京都渋谷区上原1-21-10 上原坂の上21番館1F
■03-3467-1161
■11：00～19：30　不定休
■10席

【審査員コメント】
・「月ごとに変わるので毎月通いたくなる！（小野寺悦子）」

〈dessert cafe HACHIDORI〉から夏限定で登場したのは、金魚が優雅に泳ぐかのようなパフェ。夏なので見た目から涼んでほしいという思いから誕生したのだとか。白玉やスイカ、抹茶のアイスなど和風の素材で作られている。「枯山水を見るような美しさ。紫芋、黒豆、ルイボスティーなど複雑な味わいのレイヤードも完璧」（藤森さん）。1,680円。

〈dessert cafe HACHIDORI（デザート カフェ ハチドリ）〉
■神奈川県逗子市逗子5-5-10
■046-870-1320
■11：00～17：00※売り切れ次第終了　火水休
■9席

【審査員コメント】
・「グラスの中で“日本の夏”を表現した芸術品！（藤森陽子）」

※順不同、敬称略