児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」 【東京】おひとりさまでも行きやすいホテルバー4軒。児島麻理子さんがナビゲート!

FOOD 2021.02.25

お酒業界での広報歴11年、児島麻理子が注目の若手実力派バーテンダーをクローズアップする連載『児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」』より、女子おひとりさまでも行きやすい東京都内のホテルバーをご紹介します。おすすめの一杯と一皿も一緒にご紹介するので、うんと行きやすくなるはず!

1.〈 TRUNK(HOTEL)〉の〈TRUNK(LOUNGE)〉/原宿

原宿 TRUNK

〈TRUNK(LOUNGE)〉は、極めてインターナショナル。現在在籍しているのは、日本人、オーストラリア人に加えて、イタリア人、フランス人、韓国人、ノルウェー人。中には日本語がカタコトなメンバーもいるものの、それもまた面白いコミュニケーションが生まれるきっかけになっています。カクテルを考えているのも外国人スタッフが中心。「NIGHT IN THE AMAZON」「NOT SO FRENCH」など、それぞれの背景が感じられる多国籍ならではの自由な発想のカクテルメニューが並びます。

このお店のこの一杯「スロー ジャムズ」

カニエ・ウェストのラップ曲『SLOW JAMZ(スロー ジャムズ)』をインスピレーションにした一杯。ラップらしく言葉遊びがされていて、sloe(すもも)を使用したジンが味のアクセントに。ライム、ミント、ジンジャーが効いたリフレッシングな味わい。

お酒と楽しむ一皿「渋谷ブッラータチーズをのせたはちみつバタートースト」

渋谷のフレッシュチーズ屋さん〈チーズスタンド〉のブッラータチーズを焼きたてのトーストに乗せ、はちみつを合わせた禁断の味わい。軽い夜食にもぴったり。

原宿 TRUNK

〈TRUNK(LOUNGE)〉
入り口に入るとすぐにあるラウンジにある〈TRUNK(LOUNGE)〉。昼はコーヒーを片手に仕事をしながら、夜はカクテルを囲んで社交する場として、多種多様な人の”サードプレイス”として使われているカフェ&バー。
■東京都渋谷区神宮前5-31
■03-5766-3210
■09:00〜23:00(日〜水)、9:00〜24:00(木〜土)
※バータイムは17:00から閉店まで(日〜水23:00、木〜土24:00)

2.〈ザ・ペニンシュラ東京〉の〈Peterバー〉/日比谷

〈Peterバー〉/日比谷

カクテルコンペ出場者が多いペニンシュラのカクテルメニューには、大会受賞カクテル「アワードカクテル」のページがありますが、そこには2月から田中さんの日本大会優勝カクテル「One And Only」(2,200円)も並びます。そんな田中さんに最も好きなカクテルを尋ねると、意外にもビールという答え。「ビールはやっぱり疲れが飛ぶんですよね。いつかビールを超えるカクテルを作るのが夢です」ホテルバーは敷居が高いかも、そう思う方でも田中さんのいるカウンターなら大丈夫。ビールにもとびきりの笑顔で応えてくれるはずです。

このお店のこの一杯「ストロベリーナイト」

イチゴが旬の3月中旬までの期間限定カクテル。ストロベリーシロップにアーモンドシロップやミルク、レモンジュース、ヴェルモットを合わせながら、実はベースはテキーラとアブサンという大人のイチゴミルク。

お酒と楽しむ一皿「国産牛のPeterバーガー」

ダイニングに併設されたバーならではの本格的なバーガー。パテに美しく塗られたアイリッシュポーターチーズ、ポテトに添えられた特製のバーベキューソースは絶品。黒ビールを使った手作りバンズに挟まれたバーガーは、ペニンシュラ特製ビールと味わいたい。「Peterビール」(ピルスナー、ペールエール、スタウト)各1,500円。

〈Peterバー〉/日比谷

〈Peterバー〉
金属の木々や枝で彩られた幻想的かつ近未来的なデザインのバー。毎日17:00〜20:00はスパークリングワインやスタンダードカクテルが1,000円で楽しめるハッピーアワーも。
■東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 24階
■03-6270-2888
■12:00〜24:00(日〜木)、12:00〜25:00(金・土)
※上記金額は消費税・サービス料(15%)別。メニュー内容・料金は変更になる場合があります。

3.〈アンダーズ 東京〉の〈Rooftop Bar〉/虎ノ門

虎ノ門 Rooftop Bar

再開発が進む東京で注目エリアのひとつ、虎ノ門。話題の〈虎ノ門横丁〉がある〈虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー〉に隣接し、〈虎ノ門ヒルズレジデンス〉ができるなど活気づく虎ノ門で、ライフスタイルホテル〈アンダーズ 東京〉は今も際立った存在感を見せています。〈虎ノ門ヒルズ 森タワー〉の最上階に位置するルーフトップ バーは和の魅力があるスペース。寿司カウンターや日本の懐かしさを感じる風景を描いた抽象画など、随所に和を基調としたデザインがあり、格式あるホテルバーでありながら、どこかほっこりとさせてくれる居心地の良さがあります。

このお店のこの一杯「ピーチソワレ」

中国の神話では不老不死を願いながら、桃の一種である「蟠桃(バントウ)」を食べる会合があったそうです。そこから着想を得て「このカクテルを囲んで人々が社交する姿をイメージしました」と白尾さん。ピーチリーフが漬け込まれたリモンチェッロに、桃とアプリコット、グレープフルーツジュースを合わせ、スパークリングワインでアップ。集うのが貴重な今だからこそ、未来への希望を感じるカクテル。

お酒と楽しむ一皿「大海老のカクテル」

ホテルならではの贅沢なシュリンプカクテル。トマトのフムスの上に野菜スティックとエビが盛られた一皿。ソースはロシアンドレッシングとガーリックアイオリの2種類。添えられたレモンをたっぷり絞っていただきたい。

虎ノ門 Rooftop Bar

〈Rooftop Bar〉
〈虎ノ門ヒルズ 森タワー〉の高層階に位置するラグジュアリー ライフスタイルホテル〈アンダーズ 東京〉の最上階に位置するバー。外気が心地よい52階のセミオープンテラスは開放的な雰囲気。お台場やレインボーブリッジなど東京の夜景が一望できる。
■東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー
■03-6830-7739
■17:00〜25:00(L.O.24:30)

4.〈フォーシーズンズホテル東京大手町〉の〈VIRTU〉/大手町

大手町 VIRTU

美徳の意味を持つ〈フォーシーズンズホテル東京大手町〉のバー〈VIRTU〉。1920年代のパリと日本の融合がテーマの店内は、幾何学模様のガラスや直線的な照明など、アールデコの雰囲気が漂う。フランスらしくコニャックやリキュールが並ぶ、背の高いバックバーは圧巻。

このお店のこの一杯「デュラメール」

ほのかな塩気があり海を感じる「デュラメール」は、ヘッドバーテンダーのジョシュア・ペレズさんのお勧めの1杯。テキーラのライムソーダ割りに、今井さんのアイデアで紫蘇の花を加えたもの。カクテルは日本の”7つの美徳”から構成されており、これは「名誉」がコンセプトのカクテル。

お酒と楽しむ一皿「牛カツサンド」

和牛を使った贅沢なカツサンド。横にはカツサンドと相性抜群の「トリュフフライドポテト」(1,800円)を添えて。

大手町 VIRTU

〈VIRTU〉
■東京都千代田区大手町1丁目2-1
■03-6810-0600
■17:00〜24:00(L.O.23:30)
※状況に応じて営業時間が変更になります。

児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」

児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」
児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」

「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」は、バーをもっと身近に楽しんでいただくため、情報発信をしていますが、新型コロナウィルスの感染防止のため、おでかけが難しい状況が続いています。おでかけについては状況をみて判断いただき、すぐに行けなくても収束した後にどこに行こうかなと思いを巡らせていただければ幸いです。

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