ふっくらフォルムが愛らしい新感覚スイーツも。 【京都】おいしくてかわいいワンハンドスイーツ5選!カフェ巡りにもおすすめ。
片手で食べ歩きできるワンハンドスイーツは観光や散歩のお供にぴったり!今回は、京都エリアのワンハンドスイーツの中でも、思わず写真を撮りたくなる、見た目にも味にもこだわったかわいいスイーツをご紹介します。
1.京都初!?ふっくらフォルムが愛らしい韓国マカロン専門店〈noncaron〉
マカロンと聞いて、思い浮かべるあの少し円みを帯びたシャープな形よりも少しふっくらとしたボディが特徴的な韓国マカロン、こと”トゥンカロン”。知恩院前に建つ雑居ビルの4階にオープンした韓国マカロン専門店〈noncaron〉には、着色料不使用のとびきり可愛いトゥンカロンたちが勢揃いしています。
想像よりもずっと優しい風味なトゥンカロン。安定的で絶対的な組み合わせ”ヌテラ”、香ばしさとともに甘みを伝える”ブリュレ”、ほんわかした香りが鼻腔を抜ける”抹茶”。多彩な顔ぶれを前にして、どれをオーダーしようか迷うところだけど、一つ一つが見た目に反して軽やかなので、気になったものはとりあえず頼んでみる、というのもあり。
日本語に訳すと、"生いちごミルク”の意となる一日30杯限定の「センタルギウユ」。果肉感を残したいちごソースの甘酸っぱさと牛乳のまろやかさが一体となったこちらのドリンク、この赤と白のコントラストを映し出すまでの工程がまさにアート。崩してしまうことに申し訳なさすら感じるけれど、よーく混ぜてからいただいて。
今まで食べてきたマカロンとの決定的な違い、見た目以上に素朴な甘さにあるように感じました。その甘さが、口の中でずっと余韻として残り続けるわけではなく、気がつけばすっと消えいくような、実にあっさりとした感覚。フォルムだけを切り取ると、今までにはない愛らしさを秘めた新しい姿をしているけれど、風味は主張控えめというギャップが素敵です、トゥンカロン。
〈noncaron(ノンカロン)〉
■京都市東山区松原町272-5 4F
■11:00〜18:00 水休
■Instagaram:@non.caron
2.金閣寺からすぐ。バス停横にある本格派コーヒースタンド〈GOGO COFFEE〉
電車とは異なり、到着予定時間が多少なりとも前後することは承知の上で待つバス。ただ立って待つのもいいのけど、より有意義に過ごせるのなら、それに越したことはなくって。今回ご紹介する〈GOGO COFFEE〉は、カフェ時間を楽しみながらバスの到着を待つことができるコーヒースタンドです。店があるのはバス停「金閣寺道」からすぐそば。清潔感溢れる真白な空間は、肩肘張らずに過ごせます。
アイス最中は食べたことがあるけど、アイスどら焼きと出会ったのはここが初めて。ただアイスを挟んでいるという訳ではなく、クリームチーズを挟んだ完全オリジナルスイーツなのです。シンプルなものもあるけど、より和要素が強調される抹茶がおすすめ。まずは、ひんやり状態のまま一口。次に、アイスが少し溶けはじめた頃にもう一口。そして、オーダーしたドリンクと合わせて一口。これが違った口どけを三度も楽しめるおすすめの味わい方。
どら焼きと合わせるならば、コーヒーかラテか…と悩んでいたら、”抹茶レモネード”という文字を発見。好奇心を駆られて頼んでみたら、鼻腔を刺激する抜群の清涼感に目が覚めました。それでいて、ほっと一息つきたくなったのは、宇治産の抹茶を使用しているからだと思うのは、私だけでしょうか。(単純)
バス停から徒歩数歩の距離にある〈GOGO COFFEE〉ですが、日本を代表する世界文化遺産の一つ「金閣寺」へも歩いて数分で行ける場所でもあるのです。つまり、待ち時間はもちろん、観光の小休止としてももってこいなスポットなのですが、不思議と"小"ではなく、ついつい長居してしまう空気に満ちていました。おかげで歩き疲れた足も、すっかり回復です。
〈GOGO COFFEE〉
■京都府京都市北区衣笠街道町 13番地
■12:00〜18:00 月休
■http://gogocoffeekyoto.com
■Instagaram:@gogocoffee_kyoto
3.京都の名バリスタが作る、シュークリーム専門店〈amagami kyoto〉
烏丸の珈琲店〈Okaffe kyoto〉を手がけた名バリスタ・岡田章宏さんが手毬シュークリーム専門店〈amagami kyoto〉を新たに展開。手のひらに軽く収まってしまう見た目にも愛らしいオリジナルシュークリームには、どんな人でも笑顔にしてしまう魔法がかけられています。
一番人気はやっぱり“シュークリームといえば!”なカスタード。口に含んで程なく、たまらずニヤついてしまった優しい風味。なるほど、これがリピートしたくなる魅力なのですね…!珈琲店が提案するシュークリームとあって、そこに”珈琲”というフレーバーがあるのなら、外すわけにはいきません…!目を閉じて食べても、”あ!珈琲だ!”と直感的にわかるのに、主張しすぎない絶妙な味わい。珈琲に苦手の意識のある方にも、心からオススメしたい逸品です。もしかすると、珈琲が好きになるきっかけになるかも…!
ほかにも"チョコ"や"キャラメル"といったフレーバーがラインナップ。ただ一つ言えることは、食べた瞬間思わず笑顔になる"瞬間笑顔"という素材が、どのシュークリームにも詰まっているということ。店内では、〈Okaffe〉のパーティーブレンドと合わせて楽しむことができるので、最高のペアリングをとびきりの笑顔でいただきましょう!
〈amagami kyoto(あまがみ きょうと)〉
■京都市下京区仏光寺通烏丸東入上柳町315-11
■11:00〜18:00
4.個性豊かなドーナツたちとの出会える、体験型ドーナツファクトリー〈koe donuts〉
新京極通りを行き交う人たちが視線を奪われた先にあるのは、ドーナツショップ〈koe donuts〉。建築家・隈研吾さんデザインの和モダン空間は、粉を挽くところから、ドーナツを揚げ、トッピングを行うまでの全工程を見学できる体験型ドーナツファクトリーとなっていて、そこで生まれたドーナツたちはただ美味しいだけに非らず、身体に優しく、環境にも優しいという”エシカル”なドーナツなのです。
一からここで作っているということを目で見て知ることができるからこそ、絶対的安心を得られる”エシカル”で”ウェルネス”なドーナツは、ドーナツ特有のあの胃にくる重さがなく、パクパクと食べられてしまう軽やかさ。そんなドーナツたちは、定番のオールドファッションをはじめとした数十種類ものフレーバーがずらりと並び、中には和テイストの白味噌や黒豆といったドーナツもラインナップ。また、お持ち帰り用に6個入りのアソートボックスも販売されており、みんなが集まる場所にお届けすれば、主役になれること間違いなし!
ドーナツを包む紙やTO GOカップ、オリジナルグッズにもバッチリ登場しているマストな存在で、今日もきっとゆるい顔して、ドーナツをフムフムと研究していることでしょう。
〈koe donuts(コエ ドーナツ)〉
■京都府京都市中京区新京極四条上ル中之町557番地京都松竹阪井座ビル1F
■8:00 ~ 20:00 不定休
■HP:https://donuts.koe.com
■Instagram:@koe_donuts
5.「和」な雰囲気漂うカフェで出会う、紙雑貨とサンドイッチ。〈ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO〉
京町家を改装したカフェ&雑貨店〈ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO〉。一階はサンドイッチやスムージーをいただけるカフェ、二階が紙雑貨を取り扱うショップとなっていて、京都カフェ巡り&京土産探しの両方を楽しめる一軒です。
パンのふわりとした食感、いちごの適度な酸味、ローズクリームのまろやかな口当たり。さらにさらに、さりげなく忍ばせたもっちり食感の求肥が合わさった瞬間、フルーツサンドでありながらも、イチゴ大福のような和な味わいに。
三層それぞれに淡い色彩が光る、グラデーション美しいこちらのドリンク、なんとスムージー!下層にはタピオカが潜み、甘酒使用のイチゴスムージーとぷるっとしたパンナコッタとのマッチングは、完璧なバランスを演出!さらに、お好きなスムージー1種、お好きなサンドイッチを2種選べる「PAPIERSET」1,300円(税別)もあるので、こちらも併せて要チェック。
店内にあるこちらの階段を上がると、雑貨店がこんにちは。フランス語で「紙」を意味する「PAPIER」の通り、“京”なデザインを施したレターセットやご祝儀袋などのオリジナル紙雑貨がずらり。他ではお目にかかることができないアイテムの数々は、京土産としても喜ばれること間違いなし!
〈ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO(ロッカ&フレンズ パピエ キョウト)〉
■0774-66-2121
■京都府京都市下京区新釜座町735-2
■定休日 月曜日
■10:00〜18:00