プロたちの選りすぐりの9品×5ジャンル。 人気の納豆ブランド9品を徹底比較!個性豊かな食材だからこそ、違いを楽しんで。

FOOD 2020.12.26

味噌・豆腐・醤油・納豆・卵。冷蔵庫の「ザ・定番品」、いつも同じものばかり買っていない?実は定番品こそ、バラエティの宝庫!スーパーでよく見かける商品たちの中から、プロの方々がおすすめ品を選定。味のマトリックス化に挑戦しました。今回の食材は「納豆」です。

納豆

個性がしっかりと区別できる納豆。大粒、小粒など粒感はもちろん、豆感の違いもしっかり吟味。いつもと違う品も、お試しを。

1.〈あづま食品〉の北海道大粒

北海道の大粒大豆、とよまさりを100%使用。大豆の旨みを引き出した、ふっくらとした食感で食べごたえ十分。「納豆は断然大粒派。この“ザ・大粒!”感は最高。大豆の味がしっかり感じられます」(C)。45g×2パック オープン価格。0120-002-118取り扱い/全国(北海道除く)にて

2.〈オーサト〉の雪誉

北海道の風味豊かな大粒大豆、ユキホマレを使用。コシのある食感と甘みの強さが特徴。「北海道産大豆100%なのにコスパも◎。豆の味だけでなく大豆のふっくらした食感もよく、白米ともなじみがいい」(A)。45g×3パック 168円。0120-317102 取り扱い/ライフ、西友など

3.〈大力納豆〉の大力納豆

糖度の高い中粒大豆を使用。新潟県・魚沼の、湧き出る雪の伏流水で仕上げたふっくら感が自慢。「昔懐かしい味のする納豆です。量も多めなのでたっぷりと納豆をご飯にかけたい人におすすめです」( D )。85g オープン価格。0120-710548 取り扱い/新潟県内スーパーなど

4.〈登喜和食品〉の雪しずか

納豆臭が少なく、クセのないしっとりとした味わい。珍しい北海道十勝産小粒大豆ユキシズカを使用。「しっかり一粒一粒の存在感があっていい。パスタや炒飯にも使えます」(D)。40g×3パック 158円。042-361-3171 取り扱い/ザ・ガーデン 自由が丘、イオンなど

5.〈川口納豆〉の川口納豆

岩手、秋田、宮城などの国産大豆を使用。味、香りともにまろやかで食べやすいスタンダードな味。「安心の国産大豆の納豆です。中粒で歯ごたえがしっかり。大粒の豆がおいしいです」(B)。90g オープン価格。0228-54-2536 取り扱い/東急ストア、ザ・ガーデン 自由が丘など

6.〈タカノフーズ〉の極小粒ミニ3

しっかり発酵させ、糸と旨みを引き出したオーソドックスな味わい。極小大豆が薬味やご飯によくなじむ。「極小粒大豆が特徴的。納豆が苦手な夫も食べられます。まろやかなたれで癖なく食べやすい、我が家の定番品」(B)。50g ×3 パック 182円。0120-030-710 取り扱い/全国にて

7.〈ミツカン〉の金のつぶ®国産ひきわり

国産大豆100%使用のひきわり納豆。巻き寿司や蕎麦、汁物の具材など幅広く活用できる。「私は大粒派ですが夫と子どもたちはひきわり好き。なのでこちらも常にストックしている納豆です」(C)。40g×3パック 198円。0120-271-164(9:00~17:00土日祝を除く) 取り扱い/全国にて

8.〈タカノフーズ〉のまろやか旨味ミニ3

やわらかく、まろやかな旨みのある飽きのこない定番の味。3種の昆布原料使用のまろやか昆布だし付き。「我が家の基本。冷蔵庫には切らさずストック。どこでも手に入るし、お値段も手頃な安心クオリティ」(C)。45g×3パック 182円。0120-030-710 取り扱い/全国にて

9.〈ミツカン 〉の金のつぶ®たれたっぷり!たまご醤油たれ

たっぷり10gの「たまご醤油たれ」付き。極小粒大豆を使用し、ご飯によく合う納豆に。「添付のたまご醤油たれの完成度が高く、納豆のにおいも抑えめなので、納豆が苦手な人でもいけそう!」(A)。40g×3パック188円。0120-271-164 取り扱い/全国にて

Selectors

A.ジョーさん。料理研究家。簡単でおいしいレシピが人気。Twitterのレシピ投稿も話題でフォロワー数は26万人超。スーパー大好きを公言し、高級スーパーから業務用スーパーまでフォロー。

B.谷尻純子(たにじり・じゅんこ)/スーパーマーケットキュレーター。会社員として働く傍ら、ご当地スーパーのPRや企画などを行う。ご当地スーパーのサイトも運営。(gotouchisuper.com)

C.横峰沙弥香(よこみね・さやか)/イラストレーター。家族の日常を描いたインスタグラムの絵日記が話題に。『Hanakoママ』にてレシピ連載をするなどオリジナル創作レシピには定評あり。

D.寮母あきこ(りょうぼ・あきこ)/広島某所の造船関係の寮で寮母をしている。ボリュームたっぷりの料理がインスタで大人気。著書『寮母あきこのガツンごはん』(マガジンハウス)が話題。

(Hanako1191号掲載/photo : MEGUMI text : Kana Umehara)

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