プロたちの選りすぐりの9品×5ジャンル。 冷蔵庫の定番品【絹豆腐】の注目9品を徹底比較!トロトロ食感から食べ応えがあるものまで奥が深い。
味噌・豆腐・醤油・納豆・卵。冷蔵庫の「ザ・定番品」、いつも同じものばかり買っていない?実は定番品こそ、バラエティの宝庫!スーパーでよく見かける商品たちの中から、プロの方々がおすすめ品を選定。味のマトリックス化に挑戦しました。今回の食材は「豆腐[絹]」です。
湯豆腐や味噌汁の具、冷奴…。日常使いしやすい絹を9品チョイス。トロトロ食感から食べ応えがあるものまでラインナップ!
1.〈京禅庵〉の京都伏見の名水 湯とうふ
京都・伏見の名水で仕込んだ湯豆腐専用のお豆腐。「量が多いからたっぷり使いたい時に便利です。もちろん湯豆腐に最適。そのほか、餡かけや麻婆豆腐にも使っています。豆腐が主役の夕ごはんの時はコレ」(C )。128円。0120-623-161(京都タンパク)取り扱い/マルエツ、イオンなど
2.〈もぎ豆腐店〉の絹ごし三之助
国産大豆と伊豆大島の海水から採取したにがりを使用した、職人手作りの絹ごし豆腐。「家族で大ファンです。豆腐の味をしっかり堪能したい時に買います。のどごし、風味、柔らかさ、どこをとっても完璧」(C)。290円。0120-102-312 取り扱い/イトーヨーカドー、ヤオコーなど
3.〈太子食品工業〉の箱入り娘
北海道産ユキホマレ大豆を100%使用し、出来たての味をそのままパッケージ。「なめらかな口当たりでありつつ、特筆すべきは崩れにくさ。麻婆豆腐はお店のような美しい仕上がり。餡かけ、揚げだし豆腐などにもよさそう」(C)。300円。0120-417-710 取り扱い/成城石井など
4.〈さとの雪食品〉の美味しいとうふ
九州産フクユタカ大豆と、鳴門の海水が原料のにがりを使用。ほどよくミネラルが含まれるにがりが大豆の風味や甘みを引き立てる。「ちょうどいい硬さで扱いやすい。湯豆腐などに」(D)。175g×2パック 228円。0120-86-1212 取り扱い/いなげや、ライフ(首都圏)など
5.〈相模屋〉の北海道産大豆
絹北海道産大豆で作った旨みと甘みがたっぷりの豆腐。食感もよく、豆腐の味をじっくり堪能できる。「食材が厳選されているのに他の豆腐と価格の開きがないコスパが魅力。豆の味がしっかりでどんな料理にも合います」(A)。158円。0120-710-276取り扱い/マルエツ、イオンなど
6.〈男前豆腐店〉の特濃ケンちゃん
濃厚な味わいで〈男前豆腐店〉の人気No.1の商品。「小分け3 パックで使いやすくお値段もお手頃。それなのにクリーミーでリッチな味わい。冷奴で豆腐の味を堪能してほしい!」(C)。90g×3パック 151円。0120-015-128 取り扱い/イオン、西友など
7.〈アサヒコ〉の安曇野なめらかとうふ
豆乳を微細化し、とてもなめらかな食感。90g×4パックの食べきりサイズなのもうれしい。「子どもやひとり暮らしにもちょうどいいサイズ感。大豆の味も濃くておいしい。60日間持つので買い置きにも便利ですね」(D)。148円。0120-071625 取り扱い/ベルクなど
8.〈男前豆腐店〉のやさしくとろけるケンちゃん
国産大豆を使用し、しっかりした味わいととろけるような食感が自慢。「なめらかな食感がたまりません。それでいて豆の風味をしっかり感じる濃厚さでいろんな薬味と相性よし。くちどけが大好きです」(B)。100g×3パック 151円。 取り扱い/まいばすけっと、西友など
9.〈アサヒコ〉のやわらか鍋豆腐
海水にがりを丹沢山系の清らかな伏流水でなめらかな食感に。味しみがよい鍋用豆腐。「とにかく、とろける食感が美味。熱が入るとより強調されるのでお鍋にぴったりです。これからの季節の定番アイテム」(A)。98円。0120-071625 取り扱い/相鉄ローゼンなど
Selectors
A.ジョーさん。料理研究家。簡単でおいしいレシピが人気。Twitterのレシピ投稿も話題でフォロワー数は26万人超。スーパー大好きを公言し、高級スーパーから業務用スーパーまでフォロー。
B.谷尻純子(たにじり・じゅんこ)/スーパーマーケットキュレーター。会社員として働く傍ら、ご当地スーパーのPRや企画などを行う。ご当地スーパーのサイトも運営。(gotouchisuper.com)
C.横峰沙弥香(よこみね・さやか)/イラストレーター。家族の日常を描いたインスタグラムの絵日記が話題に。『Hanakoママ』にてレシピ連載をするなどオリジナル創作レシピには定評あり。
D.寮母あきこ(りょうぼ・あきこ)/広島某所の造船関係の寮で寮母をしている。ボリュームたっぷりの料理がインスタで大人気。著書『寮母あきこのガツンごはん』(マガジンハウス)が話題。
(Hanako1191号掲載/photo : MEGUMI text : Kana Umehara)