何倍でもいける飲み心地。 おしゃれな“お茶×お酒”が楽しめるカフェ4軒。【東京】新しいお茶の楽しみ方がトレンドに!
ダイエットにもおすすめなことから、密かにファンが多い「緑茶ハイ」などのお茶を使ったアルコール。味はもちろん、最近では見た目もおしゃれなトレンドグルメでもあります。今回は、茶葉にこだわったお茶のお酒が味わえるカフェをご紹介します。今まで知らなかったお茶の魅力に気づくはず!
1.〈CHAYA 1899 TOKYO〉の罪な美味しさと魅力でいっぱいの味/御成門
〈CHAYA 1899 TOKYO〉は、「お茶」がテーマのブティックホテル〈HOTEL 1899 TOKYO〉の1F にオープン。「街の茶屋で、ゆるやかな時間を日常に」をコンセプトとし、和モダンでカジュアルな落ち着きのある日本茶専門店です。入口からふわっと抹茶の良い香りに魅せられ、中央のキッチンではフードメニューの用意やお茶を点てているところが見えるなど視界は良好。既製品を使わず、オリジナルで和傘や縁側をイメージした空間デザインは、ゆったりできそうな予感大。
〈CHAYA 1899 TOKYO〉ではお酒も楽しめる。抹茶をビールで割ったビアカクテルは抹茶のほろ苦さとビールの苦味が相性抜群で、ビール好きにはたまらない一杯。それに合わせたいのがお茶ソーセージ。緑茶、紅茶、番茶を練り混んだ三種のソーセージは香りが高く、特に緑茶の組み合わせが個人的にベストオブソーセージでした。こんなに居心地のいい場所でいただく「抹茶ビール」は明るい時間から飲んでも罪悪感ないと思わせてくれる、罪な美味しさと魅力でいっぱいの味。
(photo:Kenichi Kurosaki text:Misa Kimura)
〈CHAYA 1899 TOKYO〉
■東京都港区新橋6-4-1 ホテル1899東京1F
■03-3432-1890
■11:30~21:00(LO20:30) 無休
2.〈SARYU〉初めて出合う味わいの、カクテル&モクテル。/銀座
2019年3月にオープンしたホテル〈ザロイヤルパークキャンバス銀座8〉。同ホテルの1階にあるティーサロン〈SARYU〉で提供されている、気になるメニューを体験。
左から、「ほうじ茶と林檎の燻製モクテル」(1,000円)と「煎茶の吟香マティーニ」(1,400円)。このほか、焼酎やアブサンなどの国産蒸留酒も豊富にそろっています。お酒が苦手な方には、ノンアルコールのモクテルがおすすめ。人気の「ほうじ茶と林檎の燻製モクテル」は、ほうじ茶やスパイス、はちみつなどを加えた特製のリンゴジュースを、アップルウッドのチップで瞬時に燻製。味はもちろん、見ているだけでも楽しい一品です。「煎茶の吟香マティーニ」は、煎茶とわさびを使ったシロップをベースにジンの代わりに粕取り焼酎を合わせることで、優しい甘さに仕上がっています。
〈SARYU〉
■ 東京都中央区銀座8丁目9番4号 ザロイヤルパークキャンバス銀座8 1階
■ 03-6263-8432(※予約不可)
■ 9:00〜23:00(日のみ9:00〜21:00)
■ 6席
(text:Momoka Oba)
3.〈TEA BUCKS〉これぞベストオブお茶ハイ/代官山
代官山駅から住宅街へと歩いて行くとヒョンと現れた隠れ家的なお店。ヘアサロンが2階で、その路面に〈TEA BUCKS〉はあります。お茶を淹れるまでの過程も見ながら待てるのも楽しみの一つ。店主の丁寧な計り、アナログな秒時計もまた良い。そして、茶香炉から香るお茶の香りを楽しみながらリラックスした気持ちで待つのも至福のとき。
なんと、お茶ハイが飲めちゃいます!美味しい「釜炒り玄米茶」で作るお茶ハイが飲めるなんて嬉しすぎます。お茶に合わせたリキュールでお酒も提供しています。お茶菓子をいただきながら、昼間からお茶ハイ。何倍でもいけるくらい飲み心地もよく、これぞベストオブお茶ハイ。
〈TEA BUCKS〉
■東京都渋谷区恵比寿西2丁目12−14
■日・火〜土曜日 11:00〜23:00
(photo:Kenichi Kurosaki text:Misa Kimura)
4.〈ミクソロジーサロン〉玄米茶や烏龍茶がカクテルに!?/銀座
玄米茶や烏龍茶の茶葉を漬けこんだウォッカをベースにするなど、お茶スピリッツを使ったカクテルはセンセーショナル!
左から、玄米茶フレーバーのウォッカベースで枡で味わうカクテル・フォーシームスナンバー4、イチゴと梨山烏龍茶のカクテル各1,600円。たとえば、「イチゴと梨山烏龍茶のカクテル」は、台湾の梨山烏龍茶フレーバーのオリジナルウォッカと、生のイチゴを使ったフルーティな一杯。イチゴの甘酸っぱさのあとに、華やかな烏龍茶の香りが余韻として残る。素材の味や香りが鮮やかに感じられ、体験したことのないカクテルの世界へと誘ってくれる。
(Hanako1153号掲載/photo:Kenya Abe text:Yumiko Ikeda)