お酒と一緒に楽しめば間違いなし。 【東京】気になるバーの名物グルメ3選!夜カツサンドに、モクモクカレー…噂の一皿を調査。

FOOD 2020.08.17

バーというとカクテルのイメージですが、実は今お酒と一緒に楽しむグルメが話題。そこで今回は、都内の気になるバーの話題のグルメをご紹介します。女性おひとりさまでも行きやすいバーは、行きつけにしたくなること間違いなし!

1.お酒と楽しむ一皿「モクモク」〈The SG Club〉/渋谷

味わって飲む〈Sip〉、気軽に飲む〈Guzzle〉。そんな2つの側面を持つバー〈The SG Club〉は、バー不毛の地域、神南に登場して注目を集めているお店。バーテンダーのJoshin Atoneさんはニューヨークで2年、上海で1年の経験を積み、〈The SG Club〉のオープンに合わせて日本に移住。ここ〈The SG Club〉は、江戸時代にアメリカに渡った遣米使節団という実在する侍たちが、”もしアメリカでバーを見て、日本に持ち帰ったらどんなバーを作っただろう”というのがコンセプト。店内は古き良きアメリカと日本が混ざり合うオリジナルの世界が広がります。

「モクモク」¥1,200
「モクモク」¥1,200

お皿に乗っているスモークバブルは、指でつつくとモクモクと煙が広がる演出。「燻製香」をテーマに、鰹節を使用した和風だしに京番茶、いぶりがっこ等を加えた芳しいカレー。11:30〜18:00まで提供。(カレーメニューは月の前半後半で入れ替え)

〈The SG Club〉
昼からカジュアルに楽しめる1Fの〈Guzzle〉と夜にゆっくり楽しむ地下1Fの〈Sip〉。地下には靴磨きスペースがあり、お手洗いにも仕掛けが!?月に1回満月の日にイベントもあり。
■東京都渋谷区神南1-7-8
■03-6427-0204
■1F 11:30〜02:00(日〜木)、11:30〜03:00(金・土)
地下1F 18:00〜02:00(日〜木)、18:00〜03:00(金・土)不定休

(photo : Kayo Sekiguchi)

2.お酒と楽しむ一皿「夜カツサンド」〈No.(number)〉/代々木上原

もともとコーヒーが好きで、バリスタとしてイタリアンバールに入ったバーテンダーの荻島さん。荻島さんの発想力の原点は、人との繋がり。お店で流れる音楽から、近所の人気レストランまで、リサーチは欠かしません。そんな荻島さんが働く〈No.〉は、昼はカフェ、夜はバーの2つの顔を持つカフェバー。ランチついでに寄ることもでき、ノンアルコールカクテルもあるなど、選択肢の幅が広いのが魅力です。
「お店のカクテルはナンバーで振り分けられているんです。カクテル名がわからなくても、1とか2とか番号で覚えてもらえたらよいなと。共通の番号でアルコールとノンアルコールのカクテルがあります。番号順にバランスがとれていて、さっぱりから重くなり、また甘くなってからさっぱりとなっていくので、番号に沿って飲んでいくのもおすすめです」たとえばNo.5は、元はエスプレッソマティーニ。名前を知らなくても番号で頼んだ後に、そのカクテルを知っていくのも面白い。

「夜カツサンド」¥ 1,500
「夜カツサンド」¥ 1,500

昼にも出ているカツサンドは、夜にはりんごのチャツネが入って、お酒のアテになるカツサンドに変身。組み合わせるカクテルには、カルバドスを使ったNo.6がベストマッチ。

〈No.(number)〉
デザインオフィス301が手掛けるカフェバーは、人と人が出会い、アイデアを生み出す場所を目指して作られた場所。昼14:00からお酒も提供し、ノンアルコールカクテルも豊富に揃う。
◾️東京都渋谷区上原1-33-11 TOPCOURT4 3F
◾️03-6712-5068
◾️9:30〜23:00 (L.O. 22:30) 月曜定休

(photo : Kayo Sekiguchi)

3.お酒と楽しむ一皿「国産牛のPeterバーガー」〈Peterバー〉/日比谷

日比谷〈ザ・ペニンシュラ東京〉の最上階24階にある〈Peterバー〉。「分析ぐせがあるんです。テニスをやっていたときも“テニスノート”をつけて、プレイを振り返っていたので」と語るのは、インターハイに出場経験があるバーテンダーの田中 大智さん。分析ぐせはカクテル作りにも活かされていて、バーテンダー経験3年にして、フランス産リキュール「コアントロー」のカクテルコンペで日本代表としてアジア大会に出場するなど、めきめきと頭角を現している注目の若手バーテンダーです。カクテルコンペ出場者が多いペニンシュラのカクテルメニューには、大会受賞カクテル「アワードカクテル」のページがありますが、そこには田中さんの日本大会優勝カクテル「One And Only」(2,200円)も並びます。ホテルバーは敷居が高いかも、そう思う方でも田中さんのいるカウンターなら大丈夫。ビールにもとびきりの笑顔で応えてくれるはずです。

「国産牛のPeterバーガー」3,900円
「国産牛のPeterバーガー」3,900円

ダイニングに併設されたバーならではの本格的なバーガー。パテに美しく塗られたアイリッシュポーターチーズ、ポテトに添えられた特製のバーベキューソースは絶品。黒ビールを使った手作りバンズに挟まれたバーガーは、ペニンシュラ特製ビールと味わいたい。「Peterビール」(ピルスナー、ペールエール、スタウト)各1,500円。

〈Peterバー〉
金属の木々や枝で彩られた幻想的かつ近未来的なデザインのバー。毎日17:00〜20:00はスパークリングワインやスタンダードカクテルが1,000円で楽しめるハッピーアワーも。
◾︎東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京 24階
◾︎03-6270-2888
◾︎12:00〜24:00(日〜木)、12:00〜25:00(金・土)
*上記金額は消費税・サービス料(15%)別。メニュー内容・料金は変更になる場合があります。

話題のバー情報をキャッチ!連載・児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」

児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」
児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」

お酒業界での広報歴11年。児島麻理子が注目の若手実力派バーテンダーをクローズアップ。日々進化を遂げる話題のバー情報をキャッチしつつ、気軽な楽しみ方をお伝えします。敷居が高いと思われがちなバーを、もっと身近に感じられますように……!(隔週更新)

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