銀座のフレンチは、 日本のフレンチの歴史。 “お値打ちフレンチコース”が人気の名店。【銀座】ここでしか味わえない至福のランチタイムを。

FOOD 2020.05.28

銀座の一流店は、ランチといえども一切手抜きはありません。ディナーと同じ吟味された食材を使って全力投球。しかもお手頃値段。銀座でしか味わえない至福のランチタイムが待っています。そこで今回は、味はもちろんのこと、しつらえや雰囲気も素敵な銀座フレンチ。 ちょっと背伸びしてランチしたい大人のお店を、 食通の柏原光太郎さんにセレクトしていただきました。

【6,000円】手間をかけ丁寧に作られる、お箸で食べられるフレンチ。〈玉木〉

日本の食材で作る、日本人の口に合ったフレンチを作り続けている玉木裕シェフ。「和とフレンチのテクニックを融合させて、体に優しく毎日でも食べられる料理に仕上げています」。名物の神戸牛メンチカツは、裏メニューが評判になり定番に。何日もかけて作るデミグラスソースを合わせてフレンチに仕立てる。
ランチ6,000円、ディナー12,000円〜。アラカルトあり。要予約。

〈玉木(たまき)〉
■東京都中央区銀座8-5-25 エイトビル 1F
■03-6252-9381
■12:00〜13:30LO、17:30〜22:00LO 土日祝休
■16席/禁煙

【5,000円】正統派フレンチの最後は、デザートワゴンにときめく。〈レストラン ドンピエール 銀座本店〉

創業は1984年。2階は正統派フレンチのレストラン、1階は洋食メニューが単品で楽しめるブラッセリーになっている。うれしいのは、2階でも締めにカレーやハヤシライスを頼めること。テンションが上がるデザートワゴンは“好きなものを好きなだけ”なので、お腹をすかせて行くのは必須!
ランチ5,000円〜(洋食コース3,300円)、ディナー11,000円〜。要予約。

〈レストラン ドンピエール 銀座本店〉
■東京都中央区銀座1-10-19 銀座第一ビルヂング 2F
■03-3567-3641
■11:30〜14:00LO、17:30〜21:00LO 月休
■24席/禁煙

Navigator/柏原光太郎(かしわばら・こうたろう)

1963年東京生まれ。出版社で新規事業を担当する傍ら、食べ歩きだけではない食の楽しみを追求しようと、サンセバスチャンの美食倶楽部に範をとった一般社団法人日本ガストロノミー協会を立ち上げ、会長に就任。

(Hanako1183号掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Riko Saito)

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