トレンド「パン呑み」を作ったあのお店も。 パン好きが集うベーカリーが集結!【豊島区・練馬区】一度は行きたい人気ベーカリー3軒
豊島区・練馬区は数多くのパン屋がひしめき合っている人気のエリア。そこで今回は日本中のパン屋を旅するパンラボ主宰の池田さんがおすすめする、豊島区・練馬区の人気のベーカリーをご紹介します。
1.〈神田川ベーカリー〉
名曲『神田川』のメロディーが聞こえてくるような早稲田の裏路地で、突如出会う窓口だけのかわいいパン屋。おやつや昼ごはんで食べられる菓子パン、惣菜パンがケースにいろいろ。一番人気は「塩パン」。ぷにゅっとして、底はバターが固まってかりかり。「あぶくりのカレーパン」はひき肉たっぷり、ドライカレーのようにむしゃむしゃ食べられる。
2.〈パーラー江古田〉
思えば「パン呑み」はこの店からはじまった。焼きたての自家製パンとソーセージ、お気に入りのチーズに自慢のワイン、おいしいコーヒー。あれこれ取りそろえて、ほっと一息つける町のくつろぎスポット。店内で挽いた小麦とレーズン種を合わせたシンプルな生地を黒々と焼き込んだパン。じわじわのびる後味がナチュラルワインといい相性。
3.〈Boulangerie bèe〉
実は農業が盛んな練馬区。近所の生産者から届けられた野菜を販売、パンに合うデリも持ち帰れる。でも、店の中心はやっぱり國島武人シェフの抜群の焼きの技術で作られるパン。翌日になってもぱりぱりっぷりが落ちないクロワッサン。かりかり、さっくり、とろり...食感の連鎖が狂おしいチョコとカカオニブ入りパン「カカオ」。
Navigator/池田浩明(いけだ・ひろあき)
パンの研究所「パンラボ」主宰。パンライター。自称「ブレッドギーク」(パンおたく)。NPO法人新麦コレクション理事長として、日本においしい小麦を普及する活動も行う。
※掲載しているパンはすべて取材時のものです。
(Hanako1182号掲載/photo:Hiroaki Ikeda, Kenya Abe text:Hiroaki Ikeda special thanks:Yuya Uemura, Ami Hanashima edit:Yoshie Chokki)