銀座の隠れ家中華で味わう! 大切な人と過ごすハレの日には、名店の「担々麺」でしあわせを満喫。

FOOD 2017.04.07

辛みや胡麻が大好きな女子にとって、担々麺はまさにごちそう。本誌1130号では掲載しきれなかった、銀座で人気のプチハレ麺をご紹介します。

〈銀座小はれ日より〉辛い、旨い、だけじゃない、20年愛され続ける担々麺は懐かしの味。

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中国料理人歴35年。オーナーシェフの高橋さんは、日本人の味覚に合わせた「ジャパニーズ四川」を貫く職人気質。中でも担々麺は、見習い時代からの味を伝承し、20年も前から多くの銀座人をトリコにしてきた。変わらぬ味を守りながらも、常連客が飽きないよう、もやし炒めや角煮など、のせる具材は臨機応変に対応。シンプルながらもコクと深みをじわっと感じる味付けは、「あー、なんかまた食べたいなぁ」と思わせるおふくろの味(おやじの味?)的存在かもしれない。さらに、いまや夏の定番となっている「冷やし担々麺」も、実はこの店が発祥。毎年初夏から9月頃までの季節限定なのでぜひご賞味を。

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今回シェフがおすすめしてくれたトッピングは大量のパクチー。強烈な香草臭さのない国産を使用し、担々麺の味をさっぱりとまとめつつもちょっぴりアクセントを加えてくれる。ご飯のサービスもあり、「雑炊みたいに食べて」(高橋さん)と言われるがまま、スープにこそっとご飯を入れれば、最高級のまかない風雑炊に出会えて感動ひとしお。料理はすべて「おまかせコース」4,000円~。予約時に担々麺をオーダーすればコース内に盛り込んでくれる。

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格子の向こう側に見え隠れする赤い看板を、やっとのことで発見し地下へ降りていく。清潔感のある店内は実家に帰ってきたようなアットホームな空間で、ゆったりと食事を楽しめる。

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清潔感のある店内は実家に帰ってきたようなアットホームな空間で、ゆったりと食事を楽しめる。

(Hanako1130号掲載/text : Yukina Iida photo : Megumi Uchiyama)

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