自由が丘最古のビルで隠れ家ワインバーを発見! 日本で最初のデパート!?隠れた良店ひしめく〈自由が丘デパート〉注目グルメ・ショップ5軒
地下1階から4階まで、100店舗を超える商店がひしめきあい、自由が丘では珍しい貴重なレトロビル〈自由が丘デパート〉。多国籍レストランが宝庫な上、アンティーク雑貨が豊富に見つかる魅惑のビルなんです。今回は、そんな〈自由が丘デパート〉の注目グルメ・ショップ5軒をご紹介。
掘り出しものが見つかる、下町のようなデパート。
〈自由が丘デパート〉ができたのは昭和27年頃のこと。もともとは戦後にトタン屋根の個人商店が連なっていた「自由が丘マーケット」が始まりだったという。細い通路の両脇には日用品、衣料品、アンティーク雑貨、多国籍レストランなど多彩な店舗が並び、ノスタルジックな雰囲気は歩いているだけでも楽しい。
「ここは自由が丘で一番古いビル。量販店にはない商品も多いから、若い人には会話や発見を楽しんでほしい」。そう語るのは、製菓材料や輸入食品を扱う〈大倉屋〉の店主で、〈自由が丘デパート〉の理事長でもある大倉新一郎さん。ここにしかない道具やアンティーク雑貨を探しに来る人も多いという。ゆっくり足を止めながらビル内を探訪すれば、きっと心惹かれるものに出会えるはずだ。
1.〈N_0834〉
3年前にオープンした隠れ家的なワインバー。
季節によって変わる肉料理、パスタ、ワインのほか、店主の故郷である山口県のおつまみや日本酒をいただける。
〈N_0834〉
■03-6459-5541
■18:00~1:00 火休
■8席(カウンターのみ)/禁煙
2.〈サバラン〉
ペルシャ・トルコ料理の〈サバラン〉は、イラン出身の店主が「お母さんの味」を再現した家庭料理が味わえる。
毎週金曜日の夜は、ダンサーによるベリーダンスショーも!
〈サバラン〉
■03-5701-0012
■11:00~23:00 水休
■14席/喫煙
3.〈珈琲豆庵 こ豆 自由が丘〉
珈琲豆、珈琲器具、お菓子を扱っている専門店。
100gずつ少量で買える世界中の珈琲豆は、浅煎りから深煎りまで好みで選べる。初心者の方はぜひ店主の中島さんに相談を。
〈珈琲豆庵 こ豆 自由が丘〉
■03-5731-5595
■10:30~19:30 水休
4.〈大倉屋〉
〈自由が丘デパート〉開業当初から続く製菓材料・輸入食品店では、77歳の大倉新一郎さんが今も店頭に立っている。
アメリカやヨーロッパの製菓道具は、貴重なアンティーク品も多い。
〈大倉屋〉
■03-3717-5313
■10:00~19:00 水休
5.〈自由が丘ランゲージスクール〉
4階は貸しホールと〈自由が丘デパート〉の事務所になっており、外国語学校〈自由が丘ランゲージスクール〉ではフランス語や英語が学べる。入門クラスから上級クラスまで対応。
〈自由が丘ランゲージスクール〉
■03-3718-3511
■10:00~21:00 日祝休
〈自由が丘デパート〉
地下1階から4階まで、100店舗を超える商店がひしめきあう〈自由が丘デパート〉。地下1階は香水や製菓材料などの専門店、1階は日用品や文具、珈琲豆や佃煮店が人気だ。2階と3階はデパート定休日の水曜日も営業するバラエティ豊かな飲食店が中心で、多国籍レストラン、居酒屋、ワインバー、スナックなどが楽しめる。
■東京都目黒区自由が丘1-28-8
■03-3717-3131
■ショップ10:00~20:00、レストラン10:00~22:00(店舗により異なる) 水休
(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo: Shinnosuke Yoshimori text: Mayu Sakazaki)
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