絶品スイーツが魅力。 【祇園】老舗発の注目カフェへ。京都女子旅で訪れたいカフェ3軒
美食が揃う京都屈指の人気観光エリア・祇園で行きたいのは、京都らしさを満喫できるお店。今回は、絶品スイーツが楽しめる、女子旅におすすめの老舗発カフェ3軒をご紹介します。
1.〈吉祥菓寮 祇園本店〉
自家焙煎のきな粉を使ったスイーツや季節限定のパフェが評判。
秋の人気は「秋香るお芋と林檎のパフェ」1,200円。鮮やかな紫芋のパウダーをまとったメレンゲの下には、アールグレイ紅茶のゼリーや林檎のグラニテなど、味も食感も多彩な素材が。別添えの林檎ソースをかければさらに風味豊かに。
〈吉祥菓寮 祇園本店〉
■京都府京都市東山区古門前通東大路東入ル石橋町306
■075-708-5608
■10:00~19:00(喫茶は11:00~18:30LO、10:00より整理券配布) 無休
■24席/禁煙
(Hanako1176号掲載/photo : Yoshiki Okamoto text : Azusa Shimokawa)
2.〈Salon de KANBAYASHI 上林春松本店〉
宇治の老舗茶舗〈上林春松本店〉によるカフェ。
抹茶「琵琶の白」を使ったガトー・オペラ枯山水 850円(税込)は、お茶の香りが豊かで、見た目以上に京都を感じられる。
(Hanako1176号掲載/photo : Kunihiro Fukumori text : Ai Kiyabu)
3.〈祇園 北川半兵衞〉
宇治茶問屋6代目が築100年の町家をリノベし、店内では五感でお茶を体感できる仕掛けが。2階の壁は、茶問屋で使われていた茶箱が解体され、アクセントとして生かされている。
最高級の抹茶を惜しげもなく使った濃厚なケーキやパフェは、抹茶の老舗ならでは。
デザインを烏賀陽百合さん、作庭を〈植真(うえまさ)〉の山下真広さんが手がけた坪庭のテーマもお茶。「ポイントに茶臼を立てて据えています。また、狭い中に遠近感を作り、奥行きを感じさせています」。庭を楽しみながら絶品スイーツを。
烏賀陽百合/京都市生まれ。同志社大学文学部を卒業後、国内外の園芸学校で園芸・ガーデンデザインを学び、庭のデザイン、庭園講座の講師も手がける。近著に『しかけに感動する「京都名庭園」』(誠文堂新光社)。
(photo : Katsuhiko Mizuno, Hidehiko Mizuno (autumn leaves), Kunihiro Fukumori text : Mikako Sawada)