美しい断面にもうっとり。 フルーツラヴァーが全国から来店。フルーツたっぷりスイーツが人気の京都カフェ4軒
季節の変化を知る1つのきっかけにもなるフルーツ。そんなフルーツがふんだんに使われたスイーツは見た目も食べごたえも満足度も抜群!今回は京都で食べられる、フルーツをふんだんに使ったスイーツをご紹介します。
1.金沢で人気のパフェ専門店が京都にも上陸。〈DORUMIRU.yasakanotou〉/祇園四条
国内外問わず、多くの観光客が行き交う八坂の塔すぐそばに6月4日オープンしたパルフェ専門店〈DORUMIRU.yasakanotou〉。金沢に本店があり、現地で食べてからすっかり虜になった方や、今までなかなか行くことができなかった方にとっても、待望すぎると言っても過言ではない京都進出ニュースが、早くもSNSを中心に話題となっています。
数多く存在するパルフェの中で、唯一通年楽しむことができるレギュラーメニュー。初めて目にした時、"みたらし団子かな?”と感じたシズル感溢れるこの球体、正体はなんとなんとキャラメリゼされたバナナ!もちろんそのまま食べても美味なのだけど、ほうじ茶アイスと絡めると尚美味し!
キウイの断面が美しさを際立たせる、フルーツたっぷり円形パルフェ。中にはアルフォンマンゴージェラートやロイヤルミルクティアイス等がぎゅっと包まれていて、崩してしまうことに最初は抵抗を感じるけれど、一度スプーンを通してしまうと、その手を止める術はなし。
贅沢に使用されたクラウンメロンの生彩が目を引く容姿端麗な佇まい。口内全域がメロンフレーバーで満たされるほど瑞々しく、そこにそっとピスタチオアイスの風味が加わることでより気品ある味わいに。見て納得、食べて納得の”プレミアム”感、ぜひ心ゆくまでご堪能あれ!
見た目の美しさも然ることながら、それぞれの味わいに個性があって、手元に届いたときから退店するその瞬間まで、終始うっとりが止まることがありませんでした。提供されるパルフェの内容は定期的に変更されるようで、次はどんなパルフェとの出逢いが待っているのかと考えると、それだけでもう幸せになれる自分がいます…!予約がマストとなっておりますので、来店される際は公式インスタグラムを要チェック!
〈DORUMIRU.yasakanotou(ドルミール やさかのとう)〉
■京都府京都市東山区金園町388-3
■10:00~18:00(L.O.17:00)無休
2.「本当に美味しい」を噛み締めて。〈千馬 -MIYABI-〉/長池
京都府城陽市にある果物専門店〈フルーツショップ 千馬〉がカフェ、〈千馬 -MIYABI-〉をオープンしたのは昨年8月。厳選された旬のフルーツを生かし、サンドイッチやパフェとして提供しており、冬から初春までの間はみんな大好きイチゴを使用したメニューがラインナップ中。そこで今回は、そんなイチゴスイーツにフォーカスを当てつつ、お店の魅力をお伝えさせていただきます。
美しすぎる断面図。写真では伝え切ることが難しいこのボリューム感。あっと驚く、まるで、王様のような絶対的存在感を放つこちらのあまおうサンドは、もうこのままどうなってもいいや...と思えるレベルに美味。
しかもこれだけのボリュームがありながら、意外なことにあっさりとした味わいなのも魅力。ちなみにあまおうの名前の由来は、「あかくて、まるくて、おおきくって、うまい」から。
そんなあまおうを贅沢にパフェでも楽しめちゃいます。離れたところからでも認識できるタワーという表現がぴったりなその佇まい。グラスから大きくはみ出してしまった巨粒なあまおうを、中に入ったチョコアイスや超低糖質な生クリームとともに思う存分味わってくださいませ。
〈千馬 -MIYABI-〉
■0774-66-2121
■京都府城陽市寺田袋尻19-1
■定休日 月曜日
■10:00~19:00
3.老舗フルーツパーラー〈フルーツパーラーヤオイソ〉/四条大宮
キウイやイチゴなど数種類の果物を合わせたフルーツサンドは、初めて訪れたのならまずは食べたいところ。ただただ甘いというわけではなく、要所で酸味を感じさせてくれるので、最後まで美味しくいただけます。ミックスジュースがセットになるのも嬉しいポイント。(紅茶も選択可)
いちごが旬の季節を迎えると提供されるいちごサンドは、淡く優しい香りを放つ国産いちごをギュギュっと包み込んだ、スイーツに近い感覚。酸味、甘味、円やかさをそれぞれバランスよく感じることができるため、甘さだけが残るということはなく、むしろスッキリとした余韻が楽しめますよ。
いちごカラー一色で染まったいちごジュース。ミルク不使用なので、ジュースというよりもまるでいちごを飲んでいるよう。ゴクゴクといただきたいところだけど、せっかくならばいちご100%フレーバーをゆっくりじっくり楽しんで。
季節の変化を知る1つのきっかけとして、フルーツがあります。冬から春にかけてはいちご、春から夏にかけてはマンゴーや桃、秋には柿。そのときそのとき、真価を発揮するここでのフルーツとの出会いは改めて、「季節(フルーツ)って素敵だな。」と感じるきっかけとなりました。
〈フルーツパーラーヤオイソ〉
■京都市下京区四条大宮東入ル立中町496
■9:30〜17:00 (L.O 16:45)
■年中無休 (年末年始を除く)
4.「和」な雰囲気漂うカフェ〈ROCCA&FRIENDS PAPIER KYOTO〉/四条
条通りから一本入った路地裏に建つ京町家を改装したカフェ&雑貨店〈ROCCA & FRIENDS PAPIER KYOTO〉。一階はサンドイッチやスムージーをいただけるカフェ、二階が紙雑貨を取り扱うショップとなっていて、京都カフェ巡り&京土産探しの両方を楽しめる一軒です。
パンのふわりとした食感、いちごの適度な酸味、ローズクリームのまろやかな口当たり。さらにさらに、さりげなく忍ばせたもっちり食感の求肥が合わさった瞬間、フルーツサンドでありながらも、イチゴ大福のような和な味わいに。
焼きりんごを挟んだ、甘さ控えめ爽やか系フルーツサンド。しゃきっとした食感を楽しんだあと、瞬時に漂うアールグレイの香りが、立体的な味わいを引き出す上で大切な要素に。
三層それぞれに淡い色彩が光る、グラデーション美しいこちらのドリンク、なんとスムージー!下層にはタピオカが潜み、甘酒使用のイチゴスムージーとぷるっとしたパンナコッタとのマッチングは、完璧なバランスを演出!さらに、お好きなスムージー1種、お好きなサンドイッチを2種選べる「PAPIERSET」1,300円(税別)もあるので、こちらも併せて要チェック。
〈ROCCA&FRIENDS PAPIER KYOTO(ロッカ&フレンズ パピエ キョウト)〉
■0774-66-2121
■京都府京都市下京区新釜座町735-2
■定休日 月曜日
■10:00〜18:00
(photo&text:kyonn)
☆京都の素敵なカフェを紹介している、インスタグラマー・きょんさんの連載『カフェ ノ ハナシ in KYOTO』まとめページはこちらから。