唯一無二の京都土産に。〈両足院〉で自分だけのお守り作り体験を

唯一無二の京都土産に。〈両足院〉で自分だけのお守り作り体験を

CULTURE 2025.09.12

京都だからこそ体験できる、特別なこと。自分へのお土産にぴったりな〈両足院〉でのお守り作り体験を紹介します。

photo_Yoshiki Okamoto　text_Hiroko Sugita　edit_Midori Nagase

願いを込めて作る私だけのお守り。

京都を代表する寺院のひとつ〈建仁寺（けんにんじ）〉の敷地内にある〈両足院〉。650年以上の歴史を持ち、近年は境内で現代アートの展示やイベントなども催し、アート体験を通して仏教に気軽に親しめる取り組みも積極的に行う。

そうした試みを続けるなか「瞑想の入り口となる体験を」と2024年から始まった「結守（ゆわいまもり）」は、自分だけのお守りを作るプログラム。まず初めに、乙女心をくすぐる華やかな刺繍が施されたお守り袋、約100種より、好きなものをセレクト。次に、願いや決意を紙に書き、祈祷済みの木札と浄化に用いるお香・塗香（ずこう）とともに、お守り袋に納めれば出来上がり。ただ単にモノを作るのではなく、好きなものを選び、願いと向き合い、形にする一連の行為が、自分自身と向き合う瞑想に繋がるという。楽しみながら禅に触れる、寺院ならではの特別な体験だ。

静かに内面と向き合い願いをしたためる。

心を落ち着かせて筆で願い事を丁寧に書く、集中する時間も心地よい。作ったお守りを持って、境内の毘沙門天堂におまいりをすれば自分だけの「結守」が完成。

志納料3,000円。写経場にて毎日開催。予約不要。