【池袋から各停で2駅!】 北欧雑貨や器など東長崎のお買い物スポット3選
西武池袋線東長崎駅の北口には長崎十字会商店街、南口には長崎銀座商店街が広がり、地元の人たちに愛される昔ながらのお店が今も健在。南長崎エリアには、手塚治虫らマンガ家が若手時代を過ごした「トキワ荘」もあった。
この街のとっておきを探しに。
西武池袋線池袋駅から各駅停車でわずか2駅。都心に位置しながら、どこか懐かしい空気が漂う東長崎。この街が注目を集めるようになったのは、2020年にオープンしたカフェ〈MIA MIA〉の存在が大きい。
今回、街のナビゲーターとして東長崎の魅力を案内してくれた店主のヴォーン・アリソンさんは街の人気者。コーヒーへの深い愛情と同じくらい、東長崎への想いも深い。街と人、店と人を繋ぐ存在として、どこへ行っても自然と〈MIA MIA〉の話が始まる。
〈WearBear〉の阿部さんは、のんびり自分のペースで始めたくて西武線沿線をすべて回り、「一番ゆっくりしていた」東長崎を選んだという。〈Fika〉の塚本佳子さんも、静かな街の雰囲気が決め手となり家を建て、店を始めた。そんな街に新しい風を吹き込んだのが〈MIA MIA〉だったのだ。「コミュニティカフェの究極の形ですよね。東長崎に外から人が来るきっかけになった場所」と阿部さんは話してくれた。
この地に30年以上暮らす〈小鹿田焼ソノモノ〉のくれまつそのこさんも、東長崎の魅力をこう話す。「個人店が多いから店同士の距離も近い。駅から5分圏内にギュッとお店が集まっているから何度でも歩いて回れるのもいいんです」
1. 古着を探しながら気さくな店主とのおしゃべりを楽しむ。〈WearBear〉

アメリカやカナダから取り寄せるという古着はどれも驚きの安さ! 状態のいいラルフ・ローレンのシャツやColumbiaなどの人気ブランドアイテムが2,000円台から、大人が着てもかわいいキャラクターTシャツも豊富にそろう。新作の入荷はInstagramをチェック。
住所:東京都豊島区長崎4-30-4
TEL:03-6905-9780
営業時間:14:00~22:00
定休日:木
Instagram:@wearbear2020
2. 9つの窯元から直接買い付けた小鹿田焼が集結。〈小鹿田焼ソノモノ〉

約300年もの歴史を受け継ぐ、伝統工芸「小鹿田焼」。すべての窯の器を扱い、圧巻の品ぞろえ。夜には店主・くれまつそのこさんのコレクションする器で、季節の食材を使った家庭料理を提供する〈酒と肴ソノモノ〉も。
住所:東京都豊島区長崎4-9-5
TEL:03-6909-5960
営業時間:11:00~22:30(夜の部は18:30~)
定休日:水木休(仕入れなどで臨時休業あり)
席数:7席
3. お茶の時間が楽しくなるヴィンテージ北欧雑貨。〈Fika〉

2013年、店主の塚本佳子さんが建てた7坪の住宅1階部分で営む小さな雑貨店。フリーの編集者として平日は働いているため土日のみの営業。スウェーデン語で「お茶の時間」を意味する店名のとおり、ティーカップやポットをはじめとする北欧のヴィンテージ雑貨が並ぶ。
住所:東京都豊島区長崎4-15-16
TEL:なし
営業時間:13:00~18:00
定休日:月~金休、臨時休業あり
各スポットを紹介してくれた東長崎の案内人
オーストラリア・メルボルン出身。妻・アリソン理恵さんと〈MIA MIA〉を2020年オープン。コーヒーと街、そして人への愛にあふれる人。




















